医者の需要については、色々な意見がある。

周囲を見渡すと、楽観的な人が多いのだが、なぜそのように考えられるのかとても不思議だ。

 

一般的にいって、ミドルエイジ以降の転職は難しい。

なぜなら年齢が上がればトウが立って、プライドもつき、時代に遅れ始め、さらに体力は低下する一方。

何も努力していないと、時代は進んでいくのだから、相対的に遅れることになるのだ。

今その人を雇うことで、組織にどんなメリットがあるか?

それを問われた時に堂々答えられる中高年の社会人はどのくらいいるだろう。

 

しかし病院というところは、腐っても医者は医者として扱ってくれる。

なので、自分はまだやれている、過去に努力してきたのだから、このくらいは得る権利があると、

そうはっきり口にしないまでも、そのような不遜な態度の医者は少なからずいる。

いずれ、淘汰されるだろう。

もちろん需給バランスにより足りないところに再分布していくだけだろうが、

不遜な態度の医者はプライドが高いため満足できない。

その時に気付いても遅い。