昔の戸籍を交付してもらう方法 | 始めのはじめは一(ハジメ)なり

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先祖・家系調査の具体的な方法をご紹介します。
大好きな新選組隊士・斎藤一を調べていたら
自分の先祖に関係があった!
そして知った先祖とは、なんと明智光秀だった!
そこから広がる史実と閨閥の世界。

先祖調査というと何か特別で難しそうな感じが

するかもしれませんが、やってみるとある程度

まではけっこう簡単に素人でもできます。


わたしの家の家系を調べるためにはまず何を

すればいいのかを考え、

二つのことから始めようと思いました。



1. 戸籍を調べる

2. 島原の乱を調べる



今回は1の戸籍調査についてお話します。





先祖、家系、調査などの単語でネット検索してみると
家系調査を行う業者(いわゆる系図屋さん)のHPが

たくさん出てきます。


行政書士の資格を持っているとそういう仕事を
出来るそうですが、数年前に、資格がない人が
そのような仕事をしても違憲ではないという

司法判断があったそうです。





調査方法を詳しく載せているページ があったので

熟読してみて、自分でできそうだと思ったので

やってみることにしました。
そういう人向きの書籍もたくさん出ています。



業者に頼むと最低でも数万円の料金が必要です。
なかには100万単位で費用のかかるところも

あるようです。


わたしの場合お金をかけたくないし、調べものは

きらいではないので、いやむしろハジメちゃんを

追っかけてネホリハホリするのは大好きだったので、

そういう粘着質な作業は自分に向いていると

思いました。





わたしが行った具体的な方法は…



※戸籍を調べる


本籍地の区役所に行き、除籍謄本を請求します。



戸籍簿と除籍簿の違いとか、いろいろ

深くつっこむとややこしいのですが、そこのところは

置いといて、とりあえず役所の窓口に行き、
「除籍簿の、生から死まですべて、遡れる一番
古いところまで全部出してください。」といって
交付請求します。

交付理由は、先祖調査というと断られるので
「相続の為に必要」と言うとOKです。


すると、たいていの人なら除籍簿が数冊、
4~5代前、幕末あたりのところまでさかのぼった

ものが出てきます。



父方の家系を調べたかったら、父方の本籍地、
母方を調べたかったら、母の実家の本籍地、
それぞれの役所に請求します。

交付には料金がかかり、役所によって違う

ようですが、おおよそ一通600円~700円ほどです。


わたしの場合、父方で数冊、母方で数冊、
それぞれ合わせて直系だけで6~7冊の
除籍簿が交付されました。


その後、傍系で請求できたものを入れると
20冊ちかくなり、郵送料を入れると合計2万円弱
かかりましたが、それでも業者に頼むよりは
ぜんぜん安上がりです。


本籍地まで行かなくても、郵送で請求&交付して

もらえるので、わたしは郵送で

交付してもらいました。




業者に頼むということは、他人に個人情報を
知られてしまうということなのでなるべくそれは

避けたいし、もちろん良心的な業者がほとんど

でしょうけれどなかには悪質なのも存在して

そうなのでやっぱり自分でやるに越したことはないと

思ったのでした。




これは噂で聞いた話でぜんぜん確実ではないの

ですが、戸籍泥棒のような業者もいるようです。


墓地などに行き、古くて由緒ありそうな家の
お墓を選び、墓石や墓碑などに刻まれていることを
写し取ってくるそうです。



そうやって写し取ってきた情報を適当に

アレンジして、家系調査を受けた依頼人に

「あなたの家系です」といって渡すそうです。


まったくのでたらめを見せるより、本物の

(といっても依頼人とは無関係ですが)
情報を混ぜることでそれらしく見せるらしいです。



たいていの人は、自分の家系が由緒正しいと

いわれると喜ぶので、そんなやり方にだまされる人も

いるんだとか。

こわ…、やっぱり自分で調べるのが一番だ!





除籍簿には死亡した人だけではなく、結婚したり
養子にいったりして戸籍から抜けた人の
記録が載せられているので、その家の歴史が
読み取れるわけです。


誕生から死まで、無機的に年月日が記載されて

いるだけの除籍簿ですが、実はものすごい量の

情報が潜んでいて、
見ているとこんなに楽しいものはありません。




次回は、除籍簿の読み取り方をご紹介します。



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