2020.03.13.金
前々から楽しみにしていた映画
新型コロナ騒ぎの中、躊躇していた
でも
私の行く映画館は、大型施設が地震や台風のトラブルで大規模改装中
ひと気のない場所になってる
行き交う人もまばら
いつ行ってもガラガラ
だったら
今はもっとガラガラなのでは?
うっし~が検索
「だれもいないかも?」
「もし誰か咳き込んでいたら帰ろう」
「混んでいても帰ろう」
行ってみた
・・・いない・・・
「20人も居ないなあ」と、声が聞こえる
あちこちに分散するので2m離れるどころか何mも離れてるし
みなさんマスクもばっちり。
年齢もバッチリ
私はといえばアルコール除菌の紙で触れるところを拭く
マスクはもちろん手袋もしてる
(映画館に入ってすぐアルコール消毒、出るときも消毒)
始まりは・・
海底がズレるところから
始まってすぐ・・未だ感じたことのない「恐怖」
あまりの恐怖に、身体が震える
側にドアがあったら逃げだしていただろう
どんな恐怖映画も「映画」だ
「きゃ~怖い~!ドキドキするぅ~」だ
でもこれは「現実」
とんでもない現実
実際は「もっともっともっと現実」なのだ
30分ほどは恐怖で震えた
子供の頃の、家が左右に飛び跳ねる地震
阪神淡路大震災では家具が全部吹っ飛んだ
この東北大地震の時は、うちのマンションが大きく揺れた
大阪でだ
電灯がガシャガシャ音を立てた
大阪北部地震の時は部屋は半壊状態だった
三陸鉄道のイベントで被災者の方々から九死に一生を得たことも聞いた
40人を超える方が、手動の防潮堤を閉めに行って亡くなったことも
一度に全部・・・身体に入ってきて
恐怖しかなかった
覚えていないくらいの恐怖だった
家に着いたら疲れがドっと出た
疲労困憊・・・
コタツに潜り込んで寝た
うっし~は帰りのバス酔いでフラフラ
部屋で横になって「水戸黄門」を見たらしい
貴重な貴重な映画だ
新型コロナのバカヤローっ!!