王の綽名(佐藤賢一)を読んだ。
日経に2022年から2023年に連載していたコラムの書籍化。
連載中から面白かったので、まとまったらぜひ欲しいと思っていた。
中世ヨーロッパの王の名前は、ナンタラX世という感じで同じ名前の人が多くて区別がつかないが、その人の特徴を示す綽名なら覚えやすい。
751年〜1848年まで、55個56人の綽名とヨーロッパの歴史が描かれる。
世界史を履修していないので、中世ヨーロッパの歴史を勉強しつつ楽しく読めた。