執着について書いてある本を読んでみた。

図書館で何度か見かけて、

気になってた本だ。


恋愛関係、親子関係、物に関して、

若さに関して、SNSに関して、などなど

いろんな物事に関する執着についての

メカニズムのようなものがわかりやすく

色んな例えを用いて書いてあった。


私も、この気持ちは、執着だろうか?

と、迷う事があるし、

SNSをよく見てしまう事があるので、

うまく執着を手放すのが大事だなと

思った。


ほんの最後には手放すための

アイデアがいくつか載っていた。

マインドフルネスは効果がありそうだ。



あとは、亡くなった人に対する執着。

これは私もひどく執着していた。

20代半ばで、親友が他界し、

夏で遺体が傷んでいたという事で、

既に骨壷に入った状態で、お葬式で対面したのだが、

亡くなったと言われても

本人が既に骨になってて、

信じる事ができず、かなり混乱した。


最後に話したのが私だったので、

何であの時、本人の元にいってあげなかった

んだろうという後悔がひどく、

自分のせいで彼女は死んでしまった 

という後悔に苛まれていた。


これも執着だったんだろうと思う。

自分を責めて、そこから動けず、

10年以上、身動きが取れなかった。

何がきっかけかは分からないけれど、

共通の友達と年に一回会ったりして

話をし、

その共通の友達との年月の方が

長くなったと気づいた時、

親友が遺してくれた素敵な贈り物に

気づけた気がする。


彼女に関する事で、自分を責める事は

しないようになっていった。

時間はかかったと思うけど、

悲しみのプロセスをなぞり、

執着がやっと手放せたような気がする。


ずいぶん時間がかかったけど、

自分の人生に向き合っていくように

なった気がする。

だから、結婚も考えるように

なったのかな。

それでもつまづくけど笑。


また友達とアフタヌーンティーに行けたら良いなと

思っています。