失恋ショコラティエの作者の漫画の映画化された作品。
失恋ショコラティエは面白くて途中まで読んでたのですが、
この作品は読んだことはありませんでした。
パッケージは苺で、主人公も苺で可愛い感じです。
主人公の真木ようこさんも、漫画みたいな顔立ちなので
可愛かったです。
お話は、最初は恋愛コメディっぽい感じがしたのですが、
脳内会議はわりと面白く、最後まで飽きずに見ることができました。
しかし、主人公が30歳なので、30歳くらいのことですら
おばさん、という表現も出てきます。
40になって売れ残ったら終わり的な笑
ウレノコッテルとちょっと見てて切ない気持ちになりますがwww
でも、30歳くらいって、きっと焦ったり、結婚しなきゃって思ったり
する時期なんだろうなぁとちょっと遠くから見ている感じでした。
そのころもバンドやら音楽やらで埋め尽くしていた私としては、
もうちょっと、30歳らしいあれや、これやを経験しておけば
良かったかもなぁなんて、こういう30歳のリアル的な作品に
出会うと思ったりします。
しかし、私の場合は20代から彼女らと生き方がなんか違うので
あんまり比べてもしょうがないかなとも思っています。
恋愛ーとか、彼氏がーとかでウダウダするのがちょっと羨ましい!
それはさておき、
主人公はなんとなく才能があって、運もあって成功してしまうんですが
彼氏が売れないアーティストなので、いろいろ悩んだり、喧嘩したり、
ちょっとときめかない理想的な男性に好意を持たれたりとか、
別の女が出てきたりとか、
それを、脳内会議でワーワー言いながら物語が進んでいきます。
脳内もそれぞれ、ネガディブ、ポジディブ、本能、調整役、
記録係、みたいに役割(脳の考え方に特化してる?)が与えられているので
わりと愉快に進んでいきます。
悩む、という機会に遭遇したら、頭の中はこんな感じなのかなぁと思いました。
主人公はわりと自分のことを言葉にできないことが多かったのですが、
最後の方はすっきりとした展開になった気がします。
失恋ショコラティエの漫画の続き、読んでみようかなぁと思いました。