今はちょうど、推薦入試での大学の合格発表が出ている時期かと思います。
私は自分の子供たちが優秀ではないので
そう思うのかもしれませんが、
推薦入試なんていらないんじゃない?と思っています。
各高校にそれぞれ指定校推薦の枠があって、
高校から推薦してもらえばほぼ合格。
私は、推薦がなければ一般入試で合格できる人数が増えるのに・・・
そう思えて仕方ありません。
私は、受験生全員が一般入試で平等に競うのがいいと思います。
どうしてこんなに推薦入試が多いのでしょうか。
とか言っている私もその昔、「推薦」という甘~い言葉に誘われて、
全く頭になかった、テキトーに書いた第六希望の大学に推薦入学しました。
そういう子(私のこと)は、大学に行ってもテキトーなんですよ。
その大学に入りたくて努力して入った子は、大学に入ってからも頑張ります。
でも私は楽して入った分だけ、人生をなめていて、
テキトーな大学生活を送り、テキトーに就職し、
その後もテキトーな日々を過ごしているのです。
あの時、努力して自分が選んだ大学に入っていたら、
今と違う自分になっていたかも・・・と思います。
推薦で合格した方も、一般で合格した方も
「合格」には何の変わりもありません。
推薦をもらえるということは、その方が優秀ということなのでしょうが、
決して優秀でなくても、私のように高校側の体裁で推薦をもらう場合もあります。
テキトーな私のせいで、本当にその大学に入りたくて努力した子が
一人落ちてしまうという現実を考えると、
不平等ですよね、推薦って。
私か、一般入試で受験の子か、どちらの人間が優秀か。
ではどちらを合格にするのが、その大学のためになるのか。
そんなの考えなくても分かります。
推薦なんて、必要ないですよ。
内申書に書いてあることで私のことが分かるわけないですし、
どこも推薦するところのない私を推薦するなんておかしいのです。
もちろん私と違って、推薦するに値する優秀な方が推薦される場合も当然ありますし、
推薦をもらうために努力している子も、もちろんたくさんいることは知っています。
それに、
推薦制度がなくなったら、少子化のため、
たくさんある私立大学の経営が成り立たなくなるのも分かります。
でも、やっぱり私は、
推薦制度がない方が平等でいいな・・・と思います。