ちょっと長くなりますが、聞いてくださいよ、そこの奥さん!
先日、アシスト自転車を買ったことをブログに書きました。
娘は大学に通うのにその自転車で、自宅から最寄り駅まで行きます。
その自転車を仮にアシちゃんと呼びましょう。
そして、電車に乗り、大学の最寄り駅を降りたら、
そこからは、娘の高校時代から使っている自転車で大学まで行きます。
その自転車を仮にてんちゃんと呼びましょう。
さてさて、
今週の火曜日のことです。
私は夕食の支度を済ませ、
娘がそろそろ家に着く頃かな?と思っていると、
娘から
「アシちゃんが壊れた!定期入れが挟まって動かない!」
と、電話がありました。
あわてて車で迎えに行くと、
自転車の後輪のギア?チェーン?の所に、
定期入れが挟まってしまっていました。
アシちゃんもてんちゃんも、後ろにかごをつけた、いわゆる「ママチャリ」なので、
後ろのかごに荷物を入れて急な坂道を上ったため、
バッグにつけていた定期入れが落ちてしまい、
チェーンに挟まってしまったのです。
なんとかその場で定期入れを外すことに成功し、
アシちゃんは乗れるようになりました。
でも、乗るとなんだか変な音がします。
私にとっては念願のアシちゃんでした。
しかも高いお金を出してやっと買ったばかりで、
とっても大事なものです。
変な音がするようになって正直、ショックでした。
そして、
挟まってしまった定期入れは娘のお気に入りでした。
コイル状になったヒモ?で定期入れとバッグを繋いでいたのですが、
そのコイル状のヒモがチェーンのギアに食い込み、
定期入れまでそこに挟まり、
その中に入っていた定期と学生証はギアが刺さったため
穴が数か所に開いて、
折り曲がってしまっていました。
定期と学生証は使い物にならず、
定期入れは小物入れにもなっているのですが、
ファスナーが壊れてしまい、チェーンの汚れもついてしまいました。
もう、悲惨です・・・。
娘もかなりショックの様子でした。
翌日の水曜日のことです。
アシちゃんの異音の原因をしっかり確認したかったので、
その日は娘を最寄り駅までは車で送りました。
でも、大学に行った娘からメールが着たんです。
「てんちゃんがパンクしてる・・・」
え??今度はてんちゃん??
もう、泣きっ面にハチですよ・・・
その日の娘は課題のことで精一杯だったため、
てんちゃんのパンク修理は
娘が時間のある金曜日にすることにしました。
で、
ここで時間のたっぷりある私の登場です。
その日はとてもいいお天気だったので、
汚れてファスナーの壊れた定期入れを洗ってみました。
すると、なんとびっくりするぐらいキレイになったのですよ
「こんなにキレイになったなら、ファスナーも直そう!」
そう思って、ホビーショップへファスナーを買いに走り、
娘の喜ぶ顔を思い浮かべながら
ファスナーを直しました~
そうそう、アシちゃんの変な音も、
よく調べたら、チェーンケースが外れていたのが分かったので、
自分で直すことができました~
ま、プロ(おばあちゃん)の助言のおかげだけど。
直ったお気に入りの定期入れに大喜びの娘。
そして、アシちゃんを壊してしまったことにも、
すごく責任を感じていた娘は
直ったことを聞いてすごく喜んでいました。
あとはてんちゃんを金曜日に直すだけ。
これで一段落。
やったね
そして、金曜日、今日のことです。
今日はパンクしているてんちゃんを大学の近くの自転車屋さんで直すので、
タイヤとチューブの交換してもいいように4千円を、
直した定期入れに入れて娘に渡しました。
そして、娘は直ったアシちゃんに乗って家を出ました。
あー、これでめでたしめでたし・・・
の、はずが、
自転車屋さんに行った娘からメールが。
「定期入れが無い」 と・・・・
えー??定期入れって、お母さんが直したアレだよね?
4千円入れたアレだよね?
お前のお気に入りのアレだよね?
それが無い・・・と?????
てんちゃんを直してもらって、お金を払おうとした時に
定期入れのないことに気づいたというのです。
どうやら、アシちゃんで駅に向かう途中で、
後ろかごから、またしても落ちたらしいのですよ。
なんだかなー
せっかく直してあげたのに・・・。
しかも修理代の4千円も入れたのに・・・。
もう、ショックでしたね。
娘が自転車で通った場所を定期入れが落ちていないか
目を凝らしながら車で探しましたが、見つかりませんでした。
そして、ダメもとで警察署に行きました。
そしたらね、
な、な、な、な、な~んとっっ、
あったんですよー
これです!娘のお気に入りの定期入れ。
私が直した定期入れ。
↓
なんだか、感動しましたよ~
世の中捨てたものじゃないって。
やっぱり駅までの途中で落としたみたいです。
親切な方が届けてくださいました。
もちろん、中に4千円も入っていました。
届けてくださった方、本当にありがとうございます
折れそうになった心をあなたに救っていただきました
悪いことばかりでは無いと思えました。
本当に嬉しかったです
良かった~
でも、
娘にはこれでもう本当に
「めでたしめでたし」にして欲しい・・・