私は今まであきらめて生きてきました。
○○高校に行きたいな・・・・でもちょっと私には無理だ。
○○になりたいな・・・・でも絶対無理!そんな才能ないもん。
○○大学に行きたいな・・・・あー、でも無理だわ。頭悪いし。
○○になりたいな・・・・でも採用試験に合格できるわけないわ。無理無理。
ま、いっかー、楽な方がいいもん。
そんな感じで生きてきました。
努力はしないくせに、すぐに無理だと決めつけて、あきらめる。
そんな人生でした。
息子の受験に関してもそう。
息子は息子なりにではありますが、努力しています。
でも模試の偏差値は上がらず、下がる一方です。
私も息子が高校3年に入った頃はまだ希望を持っていたのですが、
3年になってからどんどん下がる偏差値に息子の受験に関してあきらめ始めました。
模試の偏差値だけでなく高校のテストの順位すら下がっていました。
これじゃ、第一志望はもう無理だわ。
第二志望すらすでに無理だし。
第三志望を第一志望にしようか。
いやそれでも危ない。
もういい。
どこでもいいから、とにかく一つ、合格できればいいわ。
先月まではそんな風に思っていました。
そして私は常にイライラしていました。
他の子と息子を比べてはイライラしていました。
そして他の子をうらやましく思っていました。
でもそんなある日、ある方のブログを読みました。
その方は「人をうらやましいと思ったことがない。」とブログに書いていました。
その時に気づいたのです。
私のイライラの原因は人をうらやましく思う心にあったんだって。
息子のことだけでなく、全てにおいて、
私は人と比べて他人をうらやましく思っていたようです。
その日、子供たちにもそのことを話ました。
「すごいよね~人をうらやましいって思わないって。
母さんは今までホント、ダメだったわ。
本当はこんなにもすご~く幸せなのに、
なんで人をうらやましく思ってばかりだったんだろうね。
もう、人をうらやましく思うのはやめる!」 と。
その日からなんだかすごく心が軽くなりました。
そして、あきらめてばかりいた自分にも気づきました。
『どうして、私は努力もしないであきらめていたんだろう。
息子はあんなに努力しているのに。
偏差値が下がってもあきらめずに努力しているのに。
息子本人があきらめていないのに、
なんで親である私が勝手にあきらめていたんだろう。
あきらめたらそこで終わりなんだ。
あきらめるのはいつでもできるもの。
私は息子を心から応援しよう!
私もあきらめない!!』
そう思うことができました。
今までイライラしてばかりで、あきらめてばかりの私でしたが、
最近はすごく前向きな考え方ができるようになりました。
そして、心もすごく穏やかになりました。
こんな風に思えるようになったのはブログで知り合ったあの方のおかげです。
本当にありがとうございました!
そして今日の出来事です。
とても素敵な方とお話しました。
その方Sさんは、30代の女性で、お子さんは3人います。
一番上のお子さんが年長さんで下は3歳と1歳です。
子育てが一番大変な時だと思いますが、
お仕事は学校の先生をされています。
それで、いつも忙しくて大変だなって思っていました。
先生という仕事は責任もあるし、簡単には休めないですよね。
雑務も多いし、仕事自体も多いし。
でも、Sさんはどうしても先生になりたかったそうです。
Sさんは教育大学を出たのですが、
卒業後、就職は一般企業に就いたそうです。
それでも先生になることをあきらめられず、
仕事をしながら勉強をして、
何度も採用試験に落ちながらも
また何度も挑戦して、見事、先生になったそうです。
つくづく、あきらめないことの大切さを教えていただきました。
今、Sさんは学校の仕事と母親という仕事ですごく大変だと思いますが、
とてもキラキラ輝いて見えました。
本当に素敵だなって思いました。
あきらめたらそこでおしまい。
あきらめなければ夢は続く。
私も、もう簡単にはあきらめません。
息子を応援していきます