ぎゃー!1ヶ月以上たってしまいました
すみませんすみませんすみません・・・・・
元気だけど・・・ベンキョーさぼってるのですー、ゴメンナサーイ
と・・・土下座したところで気を取り直してまいりましょう
前回の 「悪性リンパ腫って?①」 では
成熟したリンパ球ががん化した病気が「悪性リンパ腫」だということを書きました。
成熟したリンパ球が血中に放出され
「リンパ性器官」にたどりついてそこでさらに増殖分裂を繰り返す。
どうもそのときの分裂時に起きた遺伝子のコピーミスでがん化したのが「悪性リンパ腫」っぽい
じゃあ、「リンパ性器官」ってどこにあってどんな働きをしてるのでしょう?
リンパ球は白血球の一種で体の免疫を担当し
リンパ液と血液中を行き来しながら病原体や異物の侵入に備えパトロールしてます。
そして、そんなリンパ球がたくさん集まり
ウイルスなどの異物に反応して免疫反応が起こる場所がいくつかあります。
それが 「リンパ性器官(二次リンパ組織)」
上の図に書かれたリンパ節や組織名がその主な場所になります。
臓器で言ったら扁桃(喉)、脾臓、腸
リンパ節はそれこそ全身に300~600個あると言われています。
こういったリンパ組織は免疫細胞が集中しており
病原体や異物を効率よく排除するために必要な場所になります。
「悪性リンパ腫」の方は(私もですけど)
こうしたリンパ組織のどこかが原発巣(最初の発生元)という事が多いかと思いますが
リンパ球は「リンパ性器官」以外にも全身に存在するので
それ以外の臓器に「悪性リンパ腫」が発生する場合もあります。
これで言ったら、ワタシは「頸リンパ節」が原発巣ですね。
あと鼠径リンパ節、総腸骨リンパ節、腋窩リンパ節にもあるっぽいです。
(PET検査やCTで確認できたところですが)
リンパ腫いくつあるのかなー?
小さいツブも数えたら触れるところだけでも20個くらいありそうですが
全身に何百個もリンパ節があることを考えたら・・・
免疫機能はまだいけるってことでしょうかね?
まあこれだけあってもワタシは「濾胞性リンパ腫」という
大きくなったり増えたりするスピードが遅いタイプで
身体に影響の出る箇所にできてないので、まだ経過観察ということなのですが
増殖スピードの早いタイプや身体に影響のある場所にできてる場合
悪性リンパ腫の細胞の働きが強くて発熱等の症状がある場合などは
すみやかに治療が始まるかと思います。
ホントに「悪性リンパ腫」はいろんな種類があって
・・・調べれば調べるほどちょっとこのシリーズが終われるのか不安になってきました~
次はなんとか「悪性リンパ腫」の種類について書けたらなーと思っております。
ライムグリーンリボン、悪性リンパ腫のキャンペーンバッジです
えーっと、もしかしてリンパ節腫大を調べて
こちらにたどり着いた方もいらっしゃるかしら?
リンパ節が腫れる原因はここに書いてある「悪性リンパ腫」以外にも
細菌やウイルス感染、膠原病、ストレス、免疫低下など様々あります。
検査すると悪性の病気でないことも多いかと思いますので
あまり怖いなーと思わずに病院で診ていただいてくださいね。
なんとか③はこんなにかからずに・・・と予告して
自分にプレッシャーをかけておくことにします
あ、定期診察の結果もありますのでそれも近いうちにアップしたいと思いますー