こんにちは。りえです。
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旅の振り返りシリーズです
私とムスコ(4歳)で5月末〜6月上旬の2週間、イタリアとスペインを旅してきました。
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3ヶ所目の滞在地フィレンツェです。
花の都フィレンツェで、
私達はいくつかのトラブルを体験することになります
過ぎ去ってみれば笑い話ですが、その瞬間は心臓バクバクものでした。
トラブルの予兆は、飛行機の遅延でした。
バルセロナ→フィレンツェの便が約1時間遅れました。
実はフィレンツェではアパートメントを予約していたので、オーナーさんと待ち合わせして鍵を受け取る必要があったのです。
時間も決めてあったけれど、飛行機の遅延を伝えて遅らせてもらいました。
空港に到着したものの、街の中央部へのバスの本数が少なく、待ち合わせ時間が迫ります。
いざ、フィレンツェ中央駅に到着したら、駅前は工事中。
オーナーさんからバスの番号は聞いていたものの・・・。
✔チケットを買う場所が分からない
✔バス乗り場が分からない
ということで、ますます時間が迫り焦ります。
やっと見つけたバス乗り場。
番号を見て乗車すると・・・・。
行先が逆だったのです
出発してすぐに気づいたけれど、次のバス停まではなかなかの距離。
しかも降りたところで、反対方向へいくバス停が近くにありませんでした。
鍵を受け取るオーナーさんにさらに遅れる旨を連絡し、
アパートメントに急ぎます。
「バスアプリで検索しなさい。」
と、オーナーさんは言うけれどなかなか難しかった。
やっとのことで、アパートメントに到着したら
約束の時間から1時間ほど遅れていました。
(ホントごめんなさい)
でも、トラブルはまだ終わりません
お部屋の説明を受けて、夕食の買い出しに行って、レストランで持ち帰りピザを買って帰ってくると…。
ドアが開かない!
✔鍵を入れたってビクともしないし(回らない)
✔押しても引いても動かない
✔移動で疲れたムスコは機嫌悪くなるし、ピザは冷めるし
✔スマホの電源だって残り僅か
オーナーさんにヘルプ電話をしてみても、意思疎通ができない(彼女、英語苦手ってプロフィールに書いてあったからね)ので、メールで状況を送った後に
周囲に助けを求めることにしました。
通りかかった同じアパートに泊まってるっぽい人2人に協力してもらったけど、
開かない。
なので、外に出てお隣のレストランの店員(女性)さんに相談。
すると彼女はドアの前で格闘してくれた後に
「女じゃ力が足りないわ。男性呼んでくる。」
と言って、店員(男性)が来てくれました。
そして、文字どおり
"蹴破って"開けてくれました
「いやー寝床が確保できて良かった」
と思いましたよ。
その後、心配したオーナーさんが訪ねて来てくれ、
「2つ前の利用者のドアの扱いが悪くて、修繕したばかりだったけど、前の利用者にもドアが開けにくいって言われたわ」と話してくれました。
滞在中に修理する話もあったけれど、業者が間に合わず。
毎日今日はドアが開くかしら。と思いながら過ごしていました…。
(開かないと困るから施錠せずに出てみたりね)
(ヴェッキオ橋 初日もみえたけどそれどころじゃなかった)
ということで、フィレンツェ入りした初日はなかなか大変だったのですが、
この経験から私はムスコに身をもって教えることができました。
『困ったときは他人に頼ろう』
だって、遅れて迷惑かけただろうオーナーはもちろんだけど、
見知らぬアジア人に声かけられて断った人がいなかったのです。
トライして「できないわ」はあったけどね。
すごくないですか?
実は、バスを乗り間違えた時も周りの人に行き方を聞いてみたんだけど、(地図読むの苦手そうにしながら、地図をひとしきり見て)「行き方は分からないけど、中央駅に戻ればいいわ。」と言われました。
いきなり断らずこちらの話を聞いてくれました。
この事がムスコの記憶に残っているといいなと思います
皆さん、ヨーロッパでは古い建物を修理しながら大切に使っているので、利用させていただくときは丁寧に扱いましょうね。