ある講演からの学び。

工場などの生産系現場での組織において、

「気がつかせる」仕組みづくり というテーマのお話でした。

 
 
その中で、中間管理職についての話がありました。
 
■昔の管理職
現場作業を自分でやってみる事から始まり、挑戦、事件から経験し、今がある
 
■今の管理職
早期戦力化を求められ、標準化されたマニュアルを覚えてその通りにする事が重要であり、トラブルに弱い
 
 
 
 
会社は誰でも業務ができるように、標準化に力を入れて進めてきたが、
 
その標準ができる基盤となった
固有の技術
実施する腕
 
が、ブラックBOX化して忘れさられようとしているのではないか。
 
 
 
今の時代、中間管理職が経験豊富な管理職と若い現場をつなぐ役割であり、中間管理職が役割を果たさなければ、
 
作る人」と「実施する人」の2極化が進み、組織が弱体化する
 
 
との講師の方のご意見でした。
 
 
中間管理職とは入社10年~15年の社員を指していて、ちょうど私の世代です。
 
 
その方曰く、中間管理職に必要な力は
 
集団行動を司るスキル
 
なんですって。
 
生産現場の話なので、
ピンとこない方も多くいらっしゃるかと思いますが。
 
私は今の会社で組織の弱体化を感じることもあり、なんだか色々考えることがありました。

 

そして、数年前にちょっと大き目の組織で、中間管理職的役割にいた私は未熟でした。
今なら何が足りなかったかとか分かるかも。
 
 
 

 

中間管理職は、その集団行動を司るスキルを使って、
経営者の必達目標を達成するために、現場の力を集結させる人 とおっしゃっていました。
 
最小の活動で最大の効果を得よう
業務遂行と育成を同時にやってしまおう
 
それができる課題設定ができるのが、力のある中間管理職だ というお話でした。
 
 
 
 
ちょうど、来年からの各事業所の目標と活動内容設定の時期でもあり、
私も業務として事業所の支援に携わっているので、その方の本買って読んでみようと思います。
何かヒントがありそうです。
 
 
 
私が大きな組織で働くのもあと少し。
次があるかどうかも分かりません。
すぐに実践できる環境にあるのだから、ここで試してみるしかないですよねウインク