昨日の奈美恵ちゃん引退報道に心揺らいでおります。
歳が近いということもありますが、なんでしょうこの感情は。。
さて、話は変わりまして。
今週は息子の4歳誕生日でした
息子の出産の少し前から、目まぐるしい変化の日々を送ってきた私にとって、
息子は戦友とも言える存在です。
常にそばにいてくれたのは息子だけでしたから。
(ホントは夫であるべきだった?と最近少し思い始めた)
誕生日を機に振り返ってみると
そんな息子からのショックな一言を思い出しました。
「ママ にこにこして」
これを初めて聞いたのは、忘れもしない去年のお盆です。
仕事に復帰して、息子と2人暮らしを始めて約8か月。
お盆休みを利用して、バンコクにいる夫に会いに行ったとき
慣れない環境や移動疲れもあったのか、息子はずっと機嫌が悪かった。
そして、それを見た夫はさらに機嫌が悪かった。
息子を叱り続けたのです。
で、私がキレて夫に怒鳴ったんですよね。
息子が産まれてから息子の前で夫に怒っちゃいけないとかずっと我慢してきたんですけれど、どうしても我慢できなくなって。
そしたら、息子が号泣しながら抱きついてきたんです。
「ママ にこにこして」 と
それで、我に返りました。
当時3歳前で、まだまだろくに会話もできなかった頃だったから余計にショックでした。
それ以降、この「ママ にこにこして」は数回発動されています。
・めったに会わない夫とのケンカ
・朝、保育園に送る前の忙しい時間帯
・夜早く寝てほしいのに息子が寝ないとき
大抵は、夫に対して私が怒った時です
それ以外も息子に対してというより、仕事のこととか上手くいかなくてイライラしている時でした。
そうだ、私は笑ってなきゃと思って。
息子に心配かけちゃいけないと思って。
家事も子育ても仕事もぎりぎりいっぱい頑張っていました。
(・・・夫は放置)
そうしたらですね。
夫がいなくて寂しいともなんとも言ったことなかった息子が。
たまに会う夫と別れる時も、かるーく「バイバイ」と言って、泣きもしない息子が。
「ママとお父さんと一緒にご飯食べたいね」
「ママとお父さんと一緒にお出かけしたいね」
(私の事もお母さんと呼ばせたいけど、保育園とかでママ呼びが定着しているので「ママ」。夫の事は私が「お父さん」と呼ばせているので・・・ちぐはぐです)
と、時折言うようになりました。
会話の脈絡も前ふりもなく 突然そんなことを言うのです。
最初は、保育園で友達のお父さんを良く見かけるから羨ましいのかと思いました。
(私は羨ましいですよ。お父さんが送迎するなんて。行事に来るなんて。)
私だって遊びとかお出かけとか、してる方だと思うのに足りないのかとひねくれました
でも、そうでもなさそうで。
ただ、にこにこして 「そうしたら、いいかも」 って言うんですよ。
もう、わけが分からない
息子の真意は分からないままなんですけれど、
「家族のあり方」とか
「自分のあり方」とか
これが最善だと思って頑張っていたけれど、
考えたくないことは蓋をしてきたけれど、
実は、今の状態に満足していない私に気づきました。
そして、そんな私が行動するパワーをくれるのも息子の存在です。
私が息子に育てられている気がします。
私自身が自立しなければいけない。
自立して笑いあえる親子になりたい
息子が成長していくけれど、私はその前を歩きたい。
そう思った息子の誕生日でした。
そんな私の具体的な試行錯誤についても、今後書いていきたいと思います。