静岡の実家の自室で私はよく金縛りにあっていました。

それは小学生くらいから・・・

 

当時はそれがなんだかわからず、とにかく苦しいし、重いし、誰にも言えず、悩んでました。

 

母親に相談すると近所中にしゃべって回る人なので、相談なんてできません!

子供の頃から、悩みゴトを相談したら数軒先のおばさんからもそのことをにおわされ、驚愕してから・・・

母親には一切、何も話さなくなりました。

 

時間的に深夜が多いので、夕方、帰宅したら仮眠を取り、深夜には起きてました・・・

 

おかしなことに二段ベッドなのに上の妹はなんでもなかったようなこと。

下に寝てた私だけが苦しんで寝苦しい夜がたまにありました。

 

中学生に入り、受験勉強をするため、深夜起きていることが多くなり、いい口実になりました。

そのため、更年期になってから自律神経失調症になったのも・・・原因のひとつかな・・・

 

それから成年後も時々あり・・・少しずつ無くなりました。

そして結婚後、公営住宅に住むことになり、子供といろんな場所に布団を敷いて寝ることが面白い時代、

ある場所で寝ると必ず「金縛り」に会うことを知り、面白そうな時はそこで寝ていました。

 

ところが、その場所で金縛りを楽しんで・・・????いたら、朝、訃報が入ったことがあり、ショックでその遊びは封印してしまいました。

 

その後、引っ越して金縛りはほとんど無くなり、快適ライフ・・・!!

一戸建てを購入してから30年、一回も無かったように思います。

とても充実した、育児に明け暮れした楽しい家・・・・

 

そこも子供たちも自立して行き、主人を病気で亡くして、私はその家を後にしました。

 

今も金縛りは一度もないです・・・

なぜか、静岡に居た時はひんぱんにあったのに・・・です。

 

意味がわかりません・・・・

 

金縛りの正体もわからないまま・・・知りたくもないですけども・・・

 

小学生の頃の誰にも言えなかった恐怖、それだけが重く寂しく思います。

また、小さいころに大きな石がドンッと落ちてきて苦しい夢・・・よく見ました。

これは家族間でプレッシャーが大きい、期待されてるのが重荷な時によく見る夢・・だそうです。

ニコニコ笑っていた女がこちらを振り向くと恐ろしい般若の形相(母親かな)で恐ろしくうなされてました。

 

睡眠障害を軽く患っていたのかもしれません、重く体を締め付けられて、声が出ない、チカラを振り絞って寝がえりを打って解ける場合と、その脇腹を更に押してくる重みがあったりして・・・

安心して眠れたものではない・・・夜が怖いと感じることもありました。

 

神経過敏だったのでしょうか・・・

母親が怖く、体罰(物差しで叩かれる)こともありました。

長男の嫁プレッシャーと子供を締め付けることで躾けをしているという自負?自己満足?

子供を支配するのが躾け、というような時代でした・・・

 

いや、うちだけかな。。。

 

長男の長女、第一子ということで母もどこからも文句を言われないように・・・??

リキがとんでもないところに入ってしまっていたかもしれません。

塾や習い事も多くさせられていたし、そのどれも途中で投げ出し(笑)

そいうことも負担だったのかもしれません・・・今は放浪してますものね、自由に生きたかった・・・(笑)

 

当時は食べることもやっと・・な家もある中、学習塾、そろばん、習字、オルガン教室・・お金持ち??

そして母親の面目をたてることもなく、結果も出せないまま挫折するたびに、家で洋裁の物差しでブッ叩かれていました。

 

だから私は子供には塾も習い事も本人が言い出さない限り、させることもなく、家で楽しく遊ぶのを中心に暮らしていました。

 

ピアノを長女が自ら始めたのに辞めたいというときはあっさりそうですか・・・と。

「もう二度としたい!と言わないね?」と約束して辞めることにしました。

そのことについては長女が成年してから

「絶対にやめさせないよ!!普通はね!普通の親だったら!!」と笑いながら言います。

本人は辞めて後悔したみたいですね・・・・

 

そんなこんなで「金縛り」はいったい、なんだったのでしょうか・・・!!

ただただ体を強く押されて寝苦しい・・・

自分の意識の中のいやだと思うときに言えない苦しみ・・・その発する波動・・家庭内での閉塞感・・それからの脱出・・・

 

すると公営住宅の一室の一角に寝ると必ず金縛りにあう所がありましたことも・・・??

 

今はオトナになって、あんまり感じなくなりましたね、ちょっと神経質だったのかもしれません。

 

わからないですが・・・