しばらく音沙汰無しだった父から
久しぶりに電話が…
「おまえ、今電話くれたかや？」
（電話くれたかな？）
「私はかけてないけど…？」
そもそも私から父に電話することは
ほぼほぼ無いわね
「お？そうか…おまえの名前が
今チカチカしてたでさ、
電話くれたかと思ってさ」
出ましたね〜
父の口実作りが…
用もなく電話すると
私に疎まれるってわかってるから
『電話くれたから折り返した』
ってことにしたんだわね。
『名前がチカチカしてた』
ってどこ見てんのやら？
着信履歴があるとしても
もう何週間も前のヤツよ
今さらチカチカするかな？
まぼろし〜
老人ホームに居るとは言え
まあまあ孤独な８５歳の父
たまの電話の相手くらい
してあげればいいとは思うけど…
私が声量を３倍くらいにしないと
なかなか会話が成り立たないし
それでも理解できてない時もあり
とにかく疲れるんですワ…
例の【父の宝物】の処分について
どれだけ毎日頑張ってるのかを
私に伝えたくて電話したみたいだけど
そんなのは自業自得だから
同情もできないしね〜
頼まれもしないのに
わざわざ手伝いに行くつもりもないし。
やっぱり『頼りのないのは元気な証拠』
父に関してはまさにその通りだわ。
もう心配するのはやめよう。
そういえば、もうすぐ【父の日】ね〜
今年も安定の何もしない【父の日】
になる予定
父に対しては
相変わらずの鬼娘