不況を隠れ蓑にしている4大マスコミ!?
最近、放送関係者から時々「広告が戻ってきた」というような話を聞く。自分としてはにわかには信じがたい話。そう思いたい願望から、そう言っていないと不安でたまらないのでは?と勘ぐりたくなってしまう。さて、それではこの不況から抜け出せたら、4大マスコミに広告が戻って、以前のように売り上げられるのか。そうはならないと思っている人が多いだろう。単純に2001年と2009年の広告費を比べてみる。
2001年 2009年 増減
総広告費 60,580 59,222 ▼1,358/▼2.2%
マスコミ四媒体広告費 38,886 28,282 ▼10,604/▼27.3%
1)新聞 12,027 6,739 ▼5,288/▼44.0%
2)雑誌 4,180 3,034 ▼1,146/▼27.4%
3)ラジオ 1,998 1,370 ▼628/▼31.4%
4)テレビ 20,681 17,139 ▼3,542/▼17.1%
<単位は億円>
このように2001年と比べても、4大マスコミの広告費は大幅に減少している。減少した約1兆円は、インターネットを中心とした他の媒体に流れている。
ネットに番組を同時配信=民放ラジオ13社、3月から
ラジオなどは、このような展開で状況の打開をはかるが、果たして上手くいくのか。4大マスコミに関わる人たちは、今までの古い体質と考え方をどこまで自浄出来るかが課題だろう。新しいあり方を模索しないと、このまま凋落していくのは間違いない。
2001年 2009年 増減
総広告費 60,580 59,222 ▼1,358/▼2.2%
マスコミ四媒体広告費 38,886 28,282 ▼10,604/▼27.3%
1)新聞 12,027 6,739 ▼5,288/▼44.0%
2)雑誌 4,180 3,034 ▼1,146/▼27.4%
3)ラジオ 1,998 1,370 ▼628/▼31.4%
4)テレビ 20,681 17,139 ▼3,542/▼17.1%
<単位は億円>
このように2001年と比べても、4大マスコミの広告費は大幅に減少している。減少した約1兆円は、インターネットを中心とした他の媒体に流れている。
ネットに番組を同時配信=民放ラジオ13社、3月から
ラジオなどは、このような展開で状況の打開をはかるが、果たして上手くいくのか。4大マスコミに関わる人たちは、今までの古い体質と考え方をどこまで自浄出来るかが課題だろう。新しいあり方を模索しないと、このまま凋落していくのは間違いない。