正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官 | DAIのブログ

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官

ハリソン・フォードというと
「正義の人」というイメージがある。
きっとそう言った役を演じる事が多かったり、
プライベートでも人命救助を行なったりしているからだろう。

予告篇を観て、移民をテーマにした
社会派サスペンスという感じを持っていたが、
どちらかというとドラマ要素が多く、
いい意味で裏切られた作品だった。
作品ではメキシコ、イスラエル、韓国、オーストラリア、イランからの
移民たちの姿が描かれている。
彼らはそれぞれの事情をかかえ、アメリカに住んでいる、
それらを限られた時間の中で効率よく表現されていた。

おそらく日本でも数年後には、問題になってくる。
自分たちの記憶に新しいのは、
カルデロンのり子ちゃんの件。
この問題が身近になってきている、一つの象徴だったろう。

作品に出てくる民族も多様なら、
この人たちの物語での解決方法も多様だった。
その辺が、とても好感がもてる。
正直さが災いした人、運が良かった人
当然の報いを受けた人、などなど。
2時間があっという間に感じたが、
それでもプロデューサーによって30分ほどカットされたという。
今度はディレクターズカットも観てみたい。