間に合うのか?インフルエンザ対策 | DAIのブログ

間に合うのか?インフルエンザ対策

あっという間に流行している新型インフルエンザ。ようやく今日、ワクチン接種の優先順位を話し合う会合が開かれた。というのも、舛添厚生大臣が「5300万人分のワクチンが必要」と発表したが、年内に日本で生産出来る数が1300万~1700万人分、しかもどんなに早くても10月下旬以降にならないとワクチンが用意出来ないためだ。全く足らないし出来るのも遅い、いったいどんな対策を行なっていたのか?はなはだ疑問。この新型は世界的にもワクチンが不足しているので、輸入する事は世界的な立場を考えても難しい。

では、他の国はどうなっているのか?アメリカは先月にワクチン接種の優先順位が発表され、ワクチンも1億9500万人分あるという。イギリスやオーストラリアでは9月からワクチンの接種が始まる。どうも他の国と比べても、日本の対応がかなり遅れているのは間違いない。今は夏休みだというのに、これだけの流行が始まっている。あと10日もすれば学校が始まり、流行の危険は高まるばかりだ。5月の段階でも、今年の秋はどれだけ流行するか想像出来ないと言われていただけに、あまりにもお粗末な対応と言われても仕方ないだろう。ちなみに、ワクチン接種の優先順位は9月中に決めると厚生労働省は言っている。流行し過ぎて優先順位なんて関係なくなってしまう、なんて事にならないように願うしかない。まぁ、ワクチンが出来るのが10月下旬じゃ対応が遅いのも仕方ないのか!?