最低時給1000円
民主党の最低時給1000円構想、企業のコスト配分に変動も
社民党が早くから打ち出していた最低時給1000円。ついに民主党も目指すそうだ。これにはちょっと頭をひねる。1円でもコストを下げて競争力を上げようとしている企業にとっては大きな痛手だ。そして中小企業に直撃となるだろう。この最低時給で生き残れない企業は退場してもらっていい、という人もいるようだがナンセンスだと思う。
逆に受け取る側から考えたらどうなのか?例えば1日8時間として8、000円、1ヶ月22日間の勤務として176、000円となり、12ヶ月では2、112、000円になる。もちろんあくまで例えばの話だ。
この数字はどうなのだろう?自分から見ると、そこそこいい金額だ。安アパートで暮らせば、十分楽しめる生活がおくれるはずだ。これは全国平均の話だから、都内ではもう少し上がってくるだろう。同じような計算で800円だとどうなのか?計算すると1ヶ月140,800円、1年1、689、600円になる。実は自分は最低時給は現状の全国平均800円くらいでいいのではないかと思う。この金額でも最低限の生活には十分だ。自分の知りあいに、だいたい月に15万くらい稼ぎの24歳の男性がいる。「いやー、キツイっすよ」といつも言ってるので、どこに住んでるのか尋ねると「練馬」だと言う。家賃を聞くと「7万円」だそうだ。その彼の職場などを考えると千葉に住んでも通勤時間が変わらないので、千葉に入ってしまえば、同じ間取りで1~2万は安くなると教えると驚いていた。実はこういう20代は男女ともに多く見られる。地方からやってきて、とりあえず聞いた事のある土地に住み始める。一度、住んでしまうと引っ越し資金がなかなか貯められずに、ズルズルと住み続けるというパターンだ。要は、ちゃんと収入を考えて生活を組み立てさえすれば、もっと有効にお金が使えていたはずなのだ。もちろん親と同居してる場合は、はるかにハードルは低い。
この金額では結婚や子育てが苦しいという人もいうかもしれないが、民主党の主張する子育て支援が実現すれば、最低時給は今のままでいいように思う。そこまで手当てする必然性は感じられない。漠然と最低時給を決める前に、どのような生活が現代の最低限なのかをちゃんと議論し、定義付けする必要があるのではないだろうか?
社民党が早くから打ち出していた最低時給1000円。ついに民主党も目指すそうだ。これにはちょっと頭をひねる。1円でもコストを下げて競争力を上げようとしている企業にとっては大きな痛手だ。そして中小企業に直撃となるだろう。この最低時給で生き残れない企業は退場してもらっていい、という人もいるようだがナンセンスだと思う。
逆に受け取る側から考えたらどうなのか?例えば1日8時間として8、000円、1ヶ月22日間の勤務として176、000円となり、12ヶ月では2、112、000円になる。もちろんあくまで例えばの話だ。
この数字はどうなのだろう?自分から見ると、そこそこいい金額だ。安アパートで暮らせば、十分楽しめる生活がおくれるはずだ。これは全国平均の話だから、都内ではもう少し上がってくるだろう。同じような計算で800円だとどうなのか?計算すると1ヶ月140,800円、1年1、689、600円になる。実は自分は最低時給は現状の全国平均800円くらいでいいのではないかと思う。この金額でも最低限の生活には十分だ。自分の知りあいに、だいたい月に15万くらい稼ぎの24歳の男性がいる。「いやー、キツイっすよ」といつも言ってるので、どこに住んでるのか尋ねると「練馬」だと言う。家賃を聞くと「7万円」だそうだ。その彼の職場などを考えると千葉に住んでも通勤時間が変わらないので、千葉に入ってしまえば、同じ間取りで1~2万は安くなると教えると驚いていた。実はこういう20代は男女ともに多く見られる。地方からやってきて、とりあえず聞いた事のある土地に住み始める。一度、住んでしまうと引っ越し資金がなかなか貯められずに、ズルズルと住み続けるというパターンだ。要は、ちゃんと収入を考えて生活を組み立てさえすれば、もっと有効にお金が使えていたはずなのだ。もちろん親と同居してる場合は、はるかにハードルは低い。
この金額では結婚や子育てが苦しいという人もいうかもしれないが、民主党の主張する子育て支援が実現すれば、最低時給は今のままでいいように思う。そこまで手当てする必然性は感じられない。漠然と最低時給を決める前に、どのような生活が現代の最低限なのかをちゃんと議論し、定義付けする必要があるのではないだろうか?