浮き指 | DAIのブログ

浮き指

先日「浮き指」という言葉を初めて聞いた。

「浮き指」とは、
『指先が地面にしっかり接地せずに浮かせた(指を上げた)状態のままで
 立ち歩きをするくせのある足。程度の軽い場合は、自分でも気付かない
 ことが多く、身体の姿勢保持力が低下しバランスが悪いために腰痛・
 肩こり・足裏の痛み・ひざ痛など様々な障害の根本的な原因となっている』
という事らしい。

問題なのは「浮き指」よって、子どもたちの運動能力や
その後の健康状態に大きな影響を与えるという事だ。

以前、浮き指の子どもたちは全体の数パーセントしかいなかったが、
現在では50%を超しているというデータもある。

子どもの足は、生後3ヶ月の赤ちゃんには軟らかな骨が3つしかなく、
骨が全部揃って完成するのは10歳頃。
これが成長を続けて大人の足になるのは18歳頃と考えられている。
そのため変形しやすく、一度その形で成長してしまうと、
容易には治らない。

では、これだけ「浮き指」が増えてきた原因は何とと言うと、
合わない靴や運動不足で土踏まずが十分発達しないことが原因で起こるという。
子ども達が外で遊ばなくなり、
家でテレビを見たりゲームをする時間が増えたことも関係がありそうだ。

子どもたちの体力の低下が言われて久しいが、
このまま放置すると大変な事になりかねない。