正解の呪縛 | DAIのブログ

正解の呪縛

多くの有識者から、日本人の弱点と言われているのが
「正確のない物事を複眼的にとらえる論理思考と、
 考えた事をわかりやすく表現するための情報編集力」だ。
日本の学校教育のあり方が硬直化してしまったため、
この力を持てないまま社会に出てくる人が多くなっている。

この力の事を簡単に言えば、
臨機応変に対応出来る能力とでも言うのか。

この力は社会で生きていく力に直結しているので、
日本の若年層は生きていく力が弱まっていると言っても
過言ではないのかもしれない。

現在も日本は正解を求める情報処理能力は、
それなりに高いようだが、
それだけでは社会では通用しない。

社会には正解が無いからだ。

今の学校では、社会経験者を多く登用していかないと
これらは解決出来ないだろう。
しかし、頭の古い霞ヶ関の役人では、
なかなか改革も進まない。

それだけに、ひとりひとりが現状を自覚し
正解からの呪縛を解いていかないと、
未来は開けてこないのかもしれない。