情報を見極める

インターネットをはじめ、これだけ世の中に
情報が氾濫してくると、
どれが本当の事なのか、見分けるには
なかなか骨が折れる。

とりあえず利害がからむ情報は
疑ってかかった方がいい事は確か。
魚屋だって、家電量販店だって、
自分のお店で売ってる商品の悪口は言わない。
当然だけど、いい点ばかりを強調する。

就活における企業説明会でも同じだろう。
いい人材を欲しがってる企業が、
マイナスになる情報を流すわけがない。
また、就活をビジネスとしている企業も
お世話になってる企業の
マイナス面を伝えるわけがない。

これはマスコミも同じ。
広告収入で成り立ってるために、
スポンサーにとってマイナスになる事は
なかなか出来ない。
派遣切りの件で取材するマスコミに対し、
トヨタの会長が「マスコミの広告費をカットする」と恫喝したら
シュンとなってしまったほど。

情報に踊らされないためには、
多様な情報を収集して、客観的に判断する事が必要。
自己責任の時代、必要不可欠な能力だ。