カメレオン | DAIのブログ

カメレオン

松田優作のために書き下ろされた脚本、
という事で『カメレオン』を観てきました。

なるほど、この藤原竜也の役が
松田優作が演じていたら、相当な迫力を持って
演じていたんだろうなー、という事が想像出来ました。
藤原竜也が演じていた事で、
松田優作のすごさが、あらためて実感できます。

肝心の物語は、というと、
前半までは、なんとか持ちこたえているのですが
後半が、ちょっと・・・。
「???」部分が多すぎです。
編集の時に、落とされた感じだったので、
もしデレクターズカットが存在するなら、
もう1度、観てみたいと思います。

あと設定も大臣と役人の汚職にからむのですが、
復習する相手が、ちょっと陳腐なので
映画全体の緊張感に欠けてます。
この部分は、もうひと工夫欲しかった。

現代でハードボイルドを演じられる役者って、
ほんと少ないですね。