先の日曜に生協主催の農場ツァーに行きました。これで二回目になりますが、今回は「うど」の生産農家を訪問です。

茨城県中央にある八郷町が今回の訪問先。山あいの田園風景が美しいところで、ギター工房などもありアートの匂いがします。リタイヤ後にここへ移住してくる方も少なくないとか。

生協に「グリーンボックス」という契約があり、週替わりで旬の野菜をチョイスして送ってくれるというもの。このツァーでは仕入もとの契約農家とグリーンボックス会員との橋渡しをすることで、食の安全をアピールする狙いもあるようだ。

なんにせよ農家の方と話をしてノウハウや苦労話が聞けるのは楽しいものです。

うどは「独活」と書きます。読めますか?
めずらしく日本が原産の山菜の一種です。
栽培方法から「東京うど」と「山うど」とあります。

東京うどは、地下に掘った防空壕のような真っ暗な「室(むろ)」の中で栽培する、西東京の伝統的な農法です。テレビで見たことがあるのですが、室の中に白いうどがにょきにょき生えている様は、ちょっと不気味です。

今回見学した山うどは、ビニールハウスでの栽培。土の上におがくずを敷き詰め、そこで白いうどが成長する仕組み。

ちょうど収穫期でもあったので特別にうど掘りを体験させてもらいました。採ったうどはありがたいことにお土産にいただいた。

その後きゅうりの生産農家を見学し、昼食のお弁当をいただいて解散。参加費はこの弁当代500円だけなので、とってもお得です。
解散場所は生協の直販場所なので、参加した家族はお得感も手伝ってたくさん野菜類を買ってかえることになるのですが。

そうそう、参加した家族は7家族。小さな子供のいる家族がほとんどで、うちのような50台の夫婦はあまりいません。

中に定年後に東京から茨城に移り住み、鴨の放し飼い農法を始めた初老の夫婦がおりました。
食の安全を考えるためにこのツァーに参加したとおっしゃっていましたが、すばらしいことだなと頭を垂れる思いがしました。

昨日映画館のチラシを見たら、50歳以上の夫婦はあわせて入場料が2000円になることを知り、何か映画でも見ようか、ということで「犬と私の10の約束」という映画を見ることにしました。

テレビの広告でなんとなく知ってはいたのですが、特に深い思い入れもなしに見に行きました。

http://www.inu10.jp/


封切り(今はこういう言い方をするのかな?とにかく初日)にもかかわらず、観客はガラガラでした。

その癖、座席はすきまなく予約を入れるようで、がらがらなのに両脇の席が埋まっている状態。

融通がきかないな、と思う一方、こんなに空いててインカ帝国、などと心の中で古いギャグを思い出す始末。


映画そのものはとっても良かったです。

田中麗奈の若いときの役者がそっくりで、実の妹か何かなのかな?と思ってしまった。

福田麻由子さんというんですね。かわいいなぁ。


うちのナミ(愛犬)も考えてみれば自分より先に逝ってしまうのだな。

自分はさておき、そのとき成人している娘はどう思うだろう。


いろいろ考えさせてくれる映画でした。


そうそう観客は少なかったけれど、悲しいシーンではすすり泣く声があちこちから。

すすり泣きどころか、子供の女の子でわんわん大泣きしているのもいたっけ。

ちょっとめずらしい光景でした。

昨日の朝、家を出るときは寒かったので、厚着をして出かけた。すなわちスーツの下にセーター、さらに厚手のキルティングのジャンバーを羽織る。

飛行機に乗り熊本についたら気温は23度。

先ほど羽田に戻り電車に乗っているところであるが、蒸し風呂のようだ。あついよー。

早くお外に出たいです。