家内とあちこち東京散歩に出かけました。


つくばエクスプレスで浅草へ。

かっぱ橋商店街を歩いていたら、カバン屋さんを発見。

http://inujirushi.net/



店頭に可愛いネコちゃんがいました。犬印なのに♪


自分用にパス入れ、家内にはトートバッグを購入。

ボーナスも出たのでささやかな自分たちへのプレゼントです。


国際通りをてくてく歩いて鳥越神社へ。

ここは私の生まれ育った場所で、毎月20日は縁日がたつ。良く遊びに来たところです。

本で読んだのだけど、鳥越神社は非常に歴史が古くて、ヤマトタケルノミコトの神話にも出てくる。

また源義家が東北征伐でここを通りかかったとき、大川(隅田川)が渡れなくて困っていると、川の真ん中に鳥が休んでいるのを見つけて浅瀬を渡ることができた。そんな古事から「とりごえ(鳥越)」と名前がついたそうです。

言問橋の「みやこどり(=ゆりかもめ)」といい、このあたりは鳥に縁が深いのですね。

お賽銭に10円、チャリーン。


秋葉原へ歩き、地下鉄で築地へ。

築地本願寺に入って見ました。

ここはお寺なのに石で出来ていて、国会議事堂のような造りです。

建物の中に入るとますます自分がどこにいるのかわからないような気分になります。

水牛・孔雀・象の彫り物が階段の欄干などにあってインド風でもある。

お賽銭10円チャリーン。


築地と言えば魚市場。場外市場に入って見ました。おすし屋さん、どんぶり屋さんがいっぱい。

ちょうど昼時で、どのお店も長蛇の列です。

そのうちの一軒に並んで待っていたら、なかからお店のオヤジが顔を出して、入ってから注文街で30分かかる、という。それでも、いいのか、と。

なんだか高飛車な態度を感じ、並ぶのをやめちゃった。

場外市場から出て晴海通りのおすし屋さんに入ったら、すぐに座れてランチの1,000円すしもあり、とてもお得でした。ひさびさの寿司、うまかったなぁ。


築地から銀座へ向かう。

途中、歌舞伎座があり入り口周囲の様子を見学する。

落語の寄席と違い、歌舞伎は見学料が高いとは知っていたけど、桟敷席17,000円、1等席16,000円、2等席11,000円、なるほどなぁ、軽い気持ちじゃ入れない。


でもよくよく見ると、3等席2,500円、というのもある。

さらに横の方に別の入り口があって、「幕席」700円!

これは一幕分交代制先着順並び、というもののようです。

これなら気軽に、飛び込みでも入れそう。

こんど時間に余裕のあるとき来て見よう♪


銀座の山野楽器へ。

江戸小唄や都都逸のCDが欲しいと思っていたんだけど、なかなか見つからない。

山野楽器ならあるよ、と聞いた事があり、入って見たらありました!

端唄・小唄・都々逸の粋」という全集っぽいもの。

自分のような初心者にはいいかも。


有楽町の駅前は、人気の宝くじ売り場があって長蛇の列。

どうもこういう心理は自分にはわからないのだが。

その列に並ぶように、「救う会」が署名運動をしており、新しい会長さんも演説しておられた。

うちは夫婦ともに横田さんのお父さんのファン(?)なので署名させていただきました。

救う会のHPをみたら、ここでも署名運動をやっているんですね。

興味のある方はお立ち寄りください。

http://www.sukuukai.jp/


さらにその横で盲導犬団体が募金活動をしていました。

何匹かゴールデンレトリバーの盲導犬も一緒にすわっていたりして。

家で留守をしているナミ(愛犬)のことを思い出しながら募金をしました。500円チャリーン。


有楽町でJRに乗り品川へ。

品川駅は構内にデパートがあり、店内をぶらつく。

おいしそうなチョコレート菓子の匂いがたまりません。

そういやホシイモのおやつも持ってきたんだっけ。

ふたたびJRに乗り、車中が空いていたので二人でもぐもぐ食べました。んまかった。


上野で降りて池之端へ向かう。

途中上野公園で、手作りの木琴でストリートライブしている人を見つけました。

立松正宏、「体感アーティスト」を名乗っています。

自作の木琴、それも南方の音階と、中近東音階と、ブルーノートのものがあり、それぞれ違いを説明しながらの演奏が面白い。

また木琴と言いながら打楽器であり、ドラムセットのように両足でバスドラ、シンバルを演奏する。

結構関心したので投げ銭をいたしました、1,000円。

検索したらMSNとYahooにブログがあります。

http://masahiro-tatematsu.spaces.live.com/

http://blogs.yahoo.co.jp/tatexylophone

若く見えたけど45歳。

自転車に乗って全国へ出かけているようで、すごいな、と思います。


不忍池をぬけて池之端へ。

この一角に昔ながらの銭湯があり47度の高温、いつか来て見ようと場所の確認をしたかったのだが、見つからず。

銭湯はあきらめてひときわ高い高層マンションがあります。

以前テレビで見たのだけど、中尾彬、池波志乃の夫妻がここに住んでいる。

わたしは最近、池波志乃が気になっていて、ばったり玄関で出合ったりしないもんか、と淡い期待はかなわず。


根津につき地下鉄で帰路に着きました。

ちかごろは少し歩いただけで腰の痛みを感じます。

途中席が開き、やっとすわる。

腰のいたみが和らいで、気持ちがいいですな。

いつの間にかうとうと眠ってしまった。

歳を感じる今日この頃です。