病気や老化から身を守り！！
若さを保ち健康でありたいあなたに！！
原発性胆汁性胆管炎 3=固体水素
2１世紀は水素の時代です。
水素は、137億年前のビッグバンと共に出現した宇宙で最も小さく、最も多
く存在する元素です。
他の全ての元素が水素原子から生まれたとされています。
水素は21世紀の 無公害エネルギーとして、石油や天然ガスなどの化石燃
料に代わって水素燃料や燃料電 池として自動車やロケットの打ち上げに
利用されるだけでなく、医学の領域でもエネル ギー代謝を促進したり、生
体細胞の酸化ストレスを還元することで大いに注目されてい ます。
「原発性胆汁性胆管炎 」
「治療ではウルソを使用」
症状が現れない無症候性のものも含め、「ウルソデオキシコール酸（ウルソ）」と
いういう薬が用いられます。
「胆石症」や「慢性腎臓病」などでも使われるこの薬によって、７割以上の方に効果
があります。
もともと体内に存在する物質でもあり、長期に渡って服用できますし、副作用もほと
んどありません。
ウルソで十分な効果が得られない場合、「ベザフィプラート」という、高脂血症など
で用いられる薬の使用が検討されますが、現在は保険適用外ですし、長期の安全
性も確立していません。
昨年、欧米で「オベチコール酸」という新しい薬が治療薬といて承認されました。
今後、日本でも臨床試験が進み、有効性が示されれば承認されて使用できるように
なるかもしれません。
また、自己免疫性肝炎等で使われる「副腎皮質ステロイド」は、骨粗鬆症を増悪・進
行させる可能性があります。
この疾患では、特に閉経後の女性に多い疾患ですので、そうした副作用を避けるた
めにも、基本的には特殊の場合を除いて使用しません。
肝硬変へと進んでしまった場合は、他の肝硬変と同じような治療が行われます。
そうした内科的治療では病気の進展抑えることができなくなると、外科的な治療、す
なわち「肝移植」が唯一の治療法になります。
「難治性胸腹水」や「肝性脳症」が見られたり、黄疸が顕著な「高ビリルビン血症」が
持続したりする場合などに検討されます。
国内で行われる肝移植は、ほとんどが生体肝移植です。
「肝機能を定期的にチェック」
現在、遺伝的な因子の関与、あるいは環境因子によるものなど、この病気の原因の
特定、とりわけ、「疾患感受性遺伝子」についての研究が進められています。
いずれにせよ、患者さんの７～８割は、肝硬変にまで至っておらず、特に無症候性
であれば、予後も一般の方と変わりません。
病状が進行する前に治療を開始するためにも、早期発見が何よりも大切です。
定期的な検診などで、肝機能のチェックを欠かさないようにしましょう。
（２０１２年度版の同疾患診療ガイドライン作成・山形大学医学部内 科学第２講座・
消化器内科・上野 義之教授の話S新聞より抜粋)
わたしたちの体内で絶えず発生している「活性酸素」は、私たちの
老化のスピードを速めたり、がんや心疾患、糖尿病などの生活習慣病
の原因となり、生命の危険すら引き起こすとても怖い存在でもあるのです。
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