高校生当時、ミステリー好きだったド文系母さんが唯一読んだサイエンス本がコレ

 

レイチェル・カーソン「沈黙の春」

 

アメリカの女性生物学者が環境汚染に警鐘を鳴らした名著です。

コレってサイエンス本じゃないでしょって意見もありますが、まあまあ…

彼女の著作の根底にあるのが「センス・オブ・ワンダー」(自然の神秘や不思議さを感じる感性)です。

 

この本の、鮮やかな自然の描写と耳がツーンとなるような沈黙の風景が対照的で

私の中で長く記憶に残っています。

 

この本を読んだこともあって、

子どもにはできるだけワイルドな自然を味わってもらいたいと

長男が小さいころ、自然の中で親と子が過ごす自主保育のグループに参加しました。

 

木登りをしたり、砂場で裸足になってひたすら山作って水を流したり、田んぼで泥だらけになって遊んだりして過ごしました。

(今大学生の子がタガメの棲む田んぼで過ごすってどんだけ田舎…泣き笑い

 

もちろんゲームもやることもありましたが、

基本は夕ご飯になるまで外で遊んでいました。

 

そんな風に過ごしていたからか

小学生になって受けた全国学力調査(理科)の成績は、上位2%のなかに入っていました。

 

だいぶ飛躍しているかもしれませんが、

ノーベル賞受賞者は地方出身者が多いとか照れ

 

自然と触れ合って、センス・オブ・ワンダーを感じる心がノーベル賞につながるのだと思いたいド文系母さんでした。