はじめまして、ド文系母さんといいます。

数学ができません。というか、ものを数えることが苦手です。

こんな母の息子たちは

なぜか国立大の理系に通っております。

このブログでは、そんな息子たちとのかかわりを通して気づいたことを書き綴りたいと思ってます。

 

ド文系母さん、理系の世界を知る

 

数学テストは赤点スレスレ、化学もモルから意味不明、物理は高校以前のフレミングから記憶がない、という私は大学入学を機にサイエンスの分野になるべく近づかないように、ひっそりと生きてきました。

 

そんな私に家族ができて、小さな息子たちに読むための絵本を探しに図書館に立ち寄ったときのこと。

ふと目についたのが、青少年コーナーの棚にあったこの本

 

多田 将「すごい実験」高校生にもわかる素粒子物理の最前線

 

 

金髪の素粒子物理学者が高校生向けに講演した内容を書き下ろした宇宙本です。

 

この世で一番小さい物質って電子だよね?レベルの私がなんでこの本をとったのか今でもわかりません。

でもこの本はガンダムのビームサーベルの仕組みといった話を入口として、

素粒子物理の最前線がド文系の私にもわかりやすく書かれていたのです。

 

この本を機に多田さんの本を読み漁った私は、

その後湯川さんや朝永さんという博士が何をやっていたかを知るところまでたどりつきました。

そして今まで世界の半分を知らなかったような気がして、

息子たちにはその理がわかる術を持ってほしいなと思うようになったのでした。