樹齢300年!
雨予報におびえながらの強行突破!
樹齢300年ってどんだけ。。。
時期的にもう無理かな―って言いながら、今年はなんだか桜の開花が遅かったよね。
って事で、今が盛りと満開でした!!
奈良の山奥にあるのも功を奏して、ソメイヨシノも山桜も枝垂れ桜も満開!
大阪からテリを走らせる事、2時間。
途中で休憩に寄ったのは香芝SA。
とりあえずココでも、お昼ごはんに、ご当地バーガー(またかよ!)
ココのご当地は、ポークなんちゃらタルタルのかしバーガー(香芝とかけてる)でした。
で、香芝ICを降りてからはひたすら下道。
街を抜け、山を越え、トンネルを抜け・・・小雨をフロントガラスに感じながらも天気はなんとか。
大きい!
花盛り!
妖艶!
そう、妖艶!!!
うん、書こうと思ったけど長いので。
うん。
珍しいのは、石垣の上に在るので、枝が根っこよりも下に枝垂れている事が珍しいとのこと。
周辺はかなりキレイに整備されてます。
風の音がうるさいムービーです。。。
桜以外も花盛り。
春ですなぁ・・・
又兵衛桜の淡いピンクと、桃の濃いピンクがめちゃくちゃキレイなコントラストで感動。
なんちゅーか、ほんとに妖艶。
(ジョン・レノンは妖艶じゃないけど)
桜の近くには、茶店が一軒だけ。
桜ソフトと手作り草もち半分こ!
地酒も売ってました(ドライバーだから飲まないよ)
段ボールに書かれてるのが愛おしい。
又兵衛桜を見ながらぐるっとお散歩してテリに戻り、どこいこっかーって事で、とりあえず近くの道の駅へ。
そこでドライブマップを見ていると・・・
た、談山神社が近いじゃないか!!!
談山神社。
中大兄皇子と中臣鎌足が、蘇我入鹿を倒す密談をしたという、談山神社。
大化の改新はここから始まったと言っても過言ではない、談山神社。
その時代が大好きなあたしにとっては聖地のひとつ。
とはいっても、私、7年前に一度訪れてまして。
で、まぁ色々あって、足が遠のいておりまして。
でも、今なら大丈夫!
行ってみよう!
で、車で30分。さらに山を登ります。
ここもまた、桜が満開。
しかもちょっと青空まで。
駐車場が高台にあったため、視界が全部桜色!って道を歩いて神社へ。
駐車場から歩く事10分、神社に到着。

落ち着いたたたずまいの神社。
本殿は『平成の大修理』中・・・
大工さんがウロウロしてましたが。
談山神社は中臣鎌足を祀っているため、その妻・鏡女王(かがみのおおきみ)も顔を出します。
というのは、、、
鏡女王は万葉集の中で、夫・鎌足を深く愛した歌を詠んでいるので。
ここ談山神社では、恋愛の神様的なポジションを与えられています。
神社の入り口から右に続く、通称 『恋の道』。
観光客か!(いや、観光客か・・・)
桜のトンネル的な静かな道、たしかにご利益ありそーな。
で、その先には 東殿 通称『恋神社』。
縁結びを願う女子たちは、一度参ってみてはいかがでしょうか。
うまれて初めての、恋みくじ ひいてみました・・・(ちょっと恥ずかしい)
凶とか出たら どないすんねん・・・
神様の 導きたまう 二人にて
今日の出会いを 大切にせん
って書いてあります。
幾百万人の男女の中から選ばれた二人やねんから、浮気したりせんと毎日を大切にしなさい、的な事言われました。
ごもっともであります。
ってか、恋みくじって凶とかあるんかなー・・・
で、その隣には恋がかなう、結びの岩座(いわくら)もあります。
手を添えて、恋の成就を願う的な。
・・・写真撮り忘れましたが。
あと、福を呼ぶ、光る伝説の岩座なんかもありました。
そのあとは本殿へ。
入り口で入山拝観料500円を払っているので、拝殿に入るのにお金はいりませんでした。
しかも、撮影OK。
どこぞのお寺とは大違い・・・
歴史を感じる空間と美しい桜の景色と鳥のさえずりに、心はしっとり。
だから奈良が大好きさ。
ここでちょっと小雨が降ってきて、少し急ぎ足になりながら。
龍神社(崖の上にちょこっと乗ってる祠)から流れるせせらぎの音を聴いて、歴史ロマンは最高潮。
そしてきわめつけに、厄払いの 祓戸社。
300円で木のお札を買って、
名前と年齢を書いて、
お参りしてから・・・
割る!!!
そうすると厄払いになる、というアトラクション・・・じゃなかった、お祓い。
よくは知りませんが、わたくし今年、前厄?らしくて・・・
セイッとばかりにへし折ってやりました。
厄め、思い知ったか。
談山神社、とても素敵空間。
7年間も、あたしは何を恐れていたんだろう。。。
人間の記憶が上書き更新されていく機能に、我ながら感心と感謝を込めて談山神社を後にしました。
テリに乗った途端に豪雨に見舞われ。
こないだの東寺と言い、和歌山と言い、今回の奈良と言い。
いつも、帰りに車に乗り込んだ瞬間に、雨。
多分・・・多分、さっちゃんは晴れ男?
というか、天気ギリギリもたせ男?
天の利、我等に在り!
前が見えない豪雨におびえながら、高速をゆっくり走って大阪に戻りました。
この数日でいっぱい走ってくれたね、テリ吉。
ありがとさん。



















