不思議な事が起こった
以前ブログに書いた、あたしの必需品アイテム、
このネックレスは一度なくして、探しても探しても見つからなくて、写真に写っているコレは2代目だということは以前書いたとおりです。
失くしたのは、確か1年半ほど前。
仕事に行くときに、歩きながら着けようと思ってポケットに入れていて、落としました。
家から駅までの徒歩5分の間に落とした可能性が高かったので、帰り道も次の日も、何日間も、落としたと思われる場所を探して探して見つからなくて、
地元の駅にも問い合わせて、落し物届も出して、
それでも見つからなくて、自分の情けなさに本当に泣きました。
それでも、諦めきれず・・・
そんなに大量生産されている物でもなく、数が出回っている品ではなかったし、6年ほど昔の型だったので同じ物はもう手に入らなくて・・・
同じ商品を見つけて買ったとしても、それはもう失くしたものとは違うものなわけで・・・
そうわかってはいたけれど、自分のお守りのような存在だったので、どうにかして同じ物を手に入れようと探しました。
そして、ようやく見つけて。
『大切なものを失くさない』という自分への戒めのために再び購入したのが、この二代目。
二代目を手に入れてから、初代の分まで大事に大事に。
大切なものをもう失くさないぞ、と自分に言い聞かせながら、失くした初代のネックレスに申し訳なく思いながら、この二代目を身につけていました。
で、ここからが不思議な話。
今日。
朝、ミケの散歩で駅までのいつもの道を歩いていました。
ミケは毎日、家から5m程の距離にある電柱を必ず匂いに立ち寄るのですが・・・
ミケがいつものように、お馴染みの電柱をクンクン・・・
電柱のそばに、なんか紐?ワイヤー?が落ちてるなぁ・・・ミケが飲みこんだら大変、と思ってよく見ると、
何かがキラ・・・
え?この二重の平たいチェーン・・・?
あたしのドルガバ?
いや、でもさっき家出るとき玄関のアクセ入れにあるの見たし・・・
でも、まさか。
拾ってみると、まさしくそのものでした。
風雨にさらされたような、変色したドルガバのネックレス。
誰かの落し物?
と思ったけど。
まったく同じ物、しかもこんなレアな物を、こんなお年寄りの多い地域の、しかも家から5mの距離に同じように落とす人がいるわけないし・・・
誰かが最近まで使っていたものにしては、傷みや変色が激しく・・・
これ、、、あたしの初代・・・だよね??
確かな確信があって、拾って帰りました。
本当に不思議。
失くして1年半経って、見つかるなんて。
失くしてから今日まで、道路の掃除や、溝の水が溢れそうになる大雨もあったし。
本当に不思議。
今日、駅ルートじゃなくて公園ルートのお散歩に行ってたら見つからなかっただろう。
駅ルートでも、道の反対側を歩いてたら見つからなかっただろう。
落ちていた場所が、1mでも違えば気付かなかっただろう。
散歩の時間があと1時間遅かったら、掃除されていたかも知れない。
まるで、失くした瞬間に違う次元に行ってしまって、長い時空の旅をして、また同じ場所にポトッと戻ってきたような汚れ方。
本当に不思議で、でもこれがあたしの初代だって自信は妙にあって・・・。
昨日までは、落ちてなかったのに。
考えられるのは、昨日の夜の暴風。
家がガタガタと揺れるほどの暴風。
例えば、1年半前に落とした時にカラスが拾って、それが近所の木に引っ掛かって、昨日の暴風で落ちてきたとか?
でも近所の木だって、しょっちゅう植木屋さんがバサバサ切ってるし…
昨日お参りした1001体の千手観音様たちが、全員の腕を総動員して探してくれたんやろか。
それをミケに見つけるように託したんやろか。
こんな事ってあるんやろうか。
全てに意味を求めようとするのは悪い癖だけど、なにか意味があるんやろうか。
こういう現象を、なんて言うんやろうか。
キレイにして、大事に置いておこうと思います。
誰のおかげか知らないけれど、ありがとう。


