こんにちは。

 

あまりニュースにならないので、東京都知事選期間中だと知らない人もいるでしょう。

 

公開討論なんてテレビじゃなくて、YouTube で行われているし。

 

 

ちなみに「小池知事は質問には答えず、ひたすらゴマカシ続けた」らしい

 

有名になったのは、公営掲示板の悪ふざけのニュースくらいですかね。

 

 

蓮舫氏の悪名高い、次世代スパコン事業仕分けの行政刷新会議

 

(2009年11月13日)について、私も誤解していたので、紹介します。

 

 「2位じゃダメなのか」という発言に、「科学技術の発展に力をかけない」と理解していました。

 

が、これもまた自民党がテレビを使った民主党へのバッシングでした。

 

 

観点1:事業見直しを主導したのは誰か 

 

スパコンの利用者である民間有識者も本事業に否定的な結論を下した。

つまり、政治側が強制的に事業を縮小させた訳ではない、ということ。

 

観点2:事業見直しの理由 

 

「蓮舫議員が1位を獲るべき重要性を理解できなかったため」と言われているが、正しくは「数々の不安要素を文科省・理研が説明で解消できず、見直しが妥当な状況だったため」と思われる。 理研に民間ベンダー3社(富士通・NEC・日立)を加えた共同プロジェクトだったが、うち2社(NEC・日立)が撤退。とてもじゃないけど、続けられる状況ではない。

 

観点3:「2位ではダメ」発言の発端

 

蓮舫議員が「2位ではダメなのか」を問う質問は計3回あったが、それらのすべては直前の質問者が「1位を目指す理由(=2位ではダメなのか)」を質問してもまったく回答できないため、蓮舫氏が言葉を噛み砕いたり、視点を変えて更問いした。

 

観点4:「2位ではダメ」発言の意味 

 

一般的には「『1位になる必要性はない』という事業見直しの宣告」と言われているが、正しくは「『スピードでは1位になれなくても、利用者の使い勝手も含めて競争すれば事業の価値を見出せるのでは』という事業継続への助け舟」であった。 

 

観点5:評価者の態度 

 

文科省・理研は質問を無視したかのような一方的な言い分の主張が目立ったため、一部の評価者には厳しい言動が見られた。-cut-見方によってはハラスメントと捉えられかねない。

 

蓮舫議員は上記のように相手を責めたり、発言内容を否定したり、恥をかかせる言動は皆無。しかし、あたかも蓮舫議員だけが高圧的だったかのようにキリトリ編集した映像をテレビは流し続けた。

 

 

テレビメディアの没落は、この民主党バッシングから始まっていた。

 

以前も書いた「 有馬キャスターと武田アナの忖度人事 」などもそうでしょう。

 

ちなみに、その後の理研はどうなったか、というと

 

 

小保方氏を持ち上げて、叩き落すメディアによって、自殺者も出た。

 

結果的にハーバード大が単独で特許申請する結果になった。

 

 

小保方氏の実験は、論文の不備や研究者としての未熟さは認めたものの、理研が認定した不正への関与までは断定できないものだった。

 

気になったのは、小保方氏を始めとする理系女子への恨み・やっかみのようなものが

 

あるんじゃないか、と思いました。

 

女子学生が理系を目指さない理由は、色んなところにあるんじゃないかと思います。

 

 

話はズレてしまったが、このままメディアの思う通りに小池都政が続くなら東京も大阪と同じく終わってしまう危機感を感じています。