こんにちは。

 

昨日「2024年度 沖縄全戦没者追悼式」が行われました。

 

6月23日は、沖縄慰霊の日です。

 

「沖縄戦での日本軍の組織的な戦闘が終わった」と説明されるそうです。

 

息子に聞くと終戦の日は知っていましたが、 本土決戦の時間稼ぎのために

 

持久戦に持ち込み、沖縄を見捨てたことは知りませんでした。

 

NHKラジオを聞いていたら、追悼式の様子が放送されていました。

 

我が家はテレビがないので、こういう時は YouTube でライブされていないか探します。


 

印象に残ったのが仲間友佑さんが「これから」と題した「平和の詩」の朗読。抜粋。

 

 

あの日

 

短い命を知るはずもなく

 

少年少女たちは

 

誰かが始めた争いで

 

大きな未来とともに散って逝った

 

 

大切な人は突然

 

誰かが始めた争いで

 

夏の初めにいなくなった

 

泣く我が子を殺すしかなかった

 

一家で死ぬしかなかった

 

誰かが始めた争いで

 

常緑の島は色を失(な)くした

 

 

誰のための誰の戦争なのだろう

 

会いたい、帰りたい

 

話したい、笑いたい

 

そういくら繰り返そうと

 

誰かが始めた争い

 

そのすべてを奪い去る

 

 

誰かが始めた争いでを繰り返す。この言葉は誰に向かっているのだろう。

 

それでも世界はまだ繰り返してる 七十九年の祈りでさえも まだ足りないというのなら

 

と続いているから、今の戦争のも「誰かが始めた争い」である。

 

そして今、改憲が進んでいる。軍備増強も進んでいる。防衛費アップの予算も通った。

 

まるで 戦争が悪いことだと 言ってはいけないのだと 口止めするように

 

現地に岸田首相も来ていて、FNNではメッセージを読んでいる間は別の映像だった。

 

79年たっても変わっていない。いや、79年たったからこそ忘れてしまったのか。

 

国は去年平和教育副教材から漫画「はだしのゲン」を削除して、どこへ行こうとしているのか。

 

 

仲間さんは高3。娘と同い年だ。

 

比較するつもりはないが、これからの時代は君たちが作っていく。

 

そして君たちに少しでも良い世界を残したいと、私たちの世代も頑張らないといけない。

 

まずは都知事選。都民の力を見せつけることができるか。