こんにちは。
 
実は先週の娘の面談の後、息子の話もしました。
 
塾長からの話
 
・首都圏模試の算数は「緊張で問題が解けなかった」と思い込んでいたので、本当に体調が悪かったということで安心した。おそらく、50%の人が解ける問題は解けるだろうし、それが半分解けても+25で偏差値53くらいはいくので、毎回と同じ。
 
・首都圏模試の国語も同様に体調が悪かったと思う。国語もだいぶん記述問題が書けるようになってきた。国語の入試問題について、第1志望校は併願校に比べて、問題文の質問の仕方が回りくどい。子供にとっては「何を質問されているか?」が理解しにくい。同じことを聞かれているのにいつも「初見の問題」と思ってしまうのが辛い。そこを語彙力と論説文強化をすることでブレイクスルーにつなげたい。
 
・併願校は問題からも、手応えからも心配ない。併願校の面接対策はするが、スーツでの試験になるので慣れておいた方がいい。
 
・理科社会は首都圏模試でも、かなり偏差値が上がってきた。
<知識問題ができない→インプットを増やす>
<計算問題や資料問題ができない→アウトプットを増やす>
という方法で続けて行こう(塾側ではあまり対応しない)
理社はやらなくなると一気に落ちる。知識が定着すると、計算問題もできるようになる。国語の語彙力・読解力が上がると理社の向上にもつながる。
 
学区内の公立中は多摩地域でも内申は取りにくい中学。科目によって先生の質もバラバラで安心できるとは言えない。少し田舎になると簡単にオール5が取れる。その子は模擬試験で偏差値51だったりする。高校受験はそういう意味で不公平な受験になるので避けた方がいい。行くなら大学付属で、大学受験をなくすくらいの作戦がいい。
 
私からの話
 
・第1志望校の最終日の試験が、問題量が少なく、国語の読解が大問2つではなく大問1つになる。息子はその問題が一番得点できると思う。おそらく第1志望校は簡単には合格もらえなくラストまで試験は続き、そして補欠合格まで可能性をつなぎたい。合格可能性がかなり低い日程もあるが、すべてやり抜いたという実感のため全日程で受験する。その結果、問題に慣れる可能性も出てきて、最後の日程で大逆転劇もあり得る。(娘の時も、秋から奇跡のレベルアップがあったからな)
 
>塾長
ギリギリに合格だとついていくのが大変かもしれない。ただし、トップ合格だからと言って、トップを維持できるわけはない。第1志望校への憧れが入学後のレベルアップにつながる。
 
第1志望校の合格率が良くて30%なのに、志望校を変えるなどの話はなく。塾長も私も息子のラストスパートを信じて(男子なので)、最後まで見守る予定です。とりあえず併願校には合格できるよう、シミュレーション含め頑張ります。
 
 
併願校と第1志望校の変化について、塾長と話し合いました。併願校はここ数年の改革で相当大学進学実績を上げたところでした。レバレッジランキングの雑誌にも掲載されています。元々は普通の大学付属だけが取り柄ののんびりした中高だったとのこと。
 
第1志望校は以前は相当レベル高かったが、この多摩地域の受験環境(都立中高など)の変化で受験者数も減り、レベルが下がり、息子の手が届くような学校になった。ここも改革によって、最近3年くらいで受験者数は横ばいで踏みとどまっており、入学した生徒への手厚いフォロー体制を組んで人気再上昇中とのこと。先生も各塾に対してアピールがすごいらしい。その代わり入試問題の難易度を下げたりもしないし、入学者を増やそうとはしないとのこと。中学受験の勉強が大学受験の勉強に直結すると考えると納得だが。しかし、ここは比較的のんびりしていて、大学受験で浪人する生徒も多いらしい。
 
↓ちなみに併願校、高校入学もありですが、一応娘でも合格できない高校です。
 
↑今日も特に意味はない写真掲載。