おはようございます。
今日が衆議院選挙の公示日です。
12日間の選挙戦がスタートです。
公示前から各テレビ局が党首討論を繰り広げており、自民党の不甲斐なさが目立ちます。
ここへきて公明党はキレイゴトを並べまくりますが、与党は実績がなければ評価されません。
また、 衆院選を前に、二階堂ふみさん、菅田将暉さんら14人の俳優やミュージシャンらが投票を呼びかける動画がユーチューブに投稿され、話題を集めている。「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」と題した動画。
今日は7日目、社会民主党(社民党)です。
社会民主党は、
日本社会党は、1945年の戦後を社会主義国家にするべく、第二次世界大戦中に身を潜めていた社会大衆党を中心とする戦前の無産政党や労働運動関係者、社会運動家らが安部磯雄らに呼応して結集し結成された。全日本自治団体労働組合(自治労)、日本教職員組合(日教組)等の官公庁労働組合(官公労)を中心とした日本労働組合総評議会(総評)が最大の支持基盤でった。これらの支持基盤は、2021年現在立憲民主党を中心に、社会民主党や新社会党にも引き継がれている。とある。
1955年から始まった、自民党と社会党の二大政党体制を55年体制と呼び、1993年総選挙後に非自民・非共産連立政権の細川内閣に与党として参加したことで55年体制は終了した。9月に村山富市が委員長に就任した。 1994年6月、自由民主党、新党さきがけと連立し、自社さ政権である村山政権が発足した。
村山首相は、就任直後の国会演説で、安保条約肯定、原発肯定、自衛隊合憲など、旧来の党路線の180度の変更を一方的に宣言した。この結果、社会党の求心力は大きく低下し、その後分党・解党をめぐる論議が絶えなかった。
1996年1月の村山内閣総辞職後、同月社会民主党に改称し、3月には新党として第1回大会を開催、日本社会党の名称は消滅した。
現在紆余曲折ありながら、2020年最後に残った大部分は立憲民主党に合流し、社民党としては衆議院1(照屋寛徳)参議院1(福島瑞穂)となっている。2021年9月8日に市民連合と野党4党で次期衆院選に向けた共通政策を締結し、現在野党共闘として衆議院選挙に臨んでいる。
01.いのちを救え!緊急対策
いのちを救う行動は待ったなし
3年間消費税ゼロ 大企業の内部留保に課税して財源に
02.格差・貧困の解消
非正規・貧困社会から脱却を!
教育費の無償化を進め、若者に希望を
老後安心社会の実現
03.環境との共生
脱原発・脱炭素社会を実現します
地球温暖化防止、待ったなし
食の安全を守り食料自給率を上げよう
04.ジェンダー平等と多様性社会の実現
差別のない多様性に富む社会を実現します
移民・難民の排除でなく定住外国人に地方参政権を
ジェンダー平等社会を実現しよう
05.平和外交で日本とアジアの平和を実現
沖縄・南西諸島を再び戦場にするな!
核兵器禁止条約に加入し、北東アジアを非核平和地帯に!
改憲でなく憲法を活かす政治こそ必要!
よく言われているのが、55年体制の宿敵だった自民党に対して村山富市委員長は連立政権を作ったのが間違いだった、ということ。 村山政権で、社会党としての存在意義をひっくり返したことは良くなかった。 また村山首相は阪神大震災当時の首相であり、自衛隊派遣など初動に問題があった、と聞く。 東日本大震災の時も民主党であったし、ここまで自民党は運にめぐまれていた。 しかし、今回コロナ禍での自民党の対応は、国民が消費税増税で疲弊していたこともあり 、最もひどかったと感じる。
55年体制時代の日本社会党は自民党のブレーキ役を果たし、本当に頼りになった。 今の社民党がどこに向かっているのか、分からないが、今回の野党共闘によって 立憲民主党に吸収される可能性もある。政権交代をする母体としては立憲民主党しかあり得ないが、連合との関係がネックであるとの報道もされている。そこに共産党などと同じく、社民党も閣外での協力体制・監視体制を敷くのかもしれない。 今の地獄を終わらせるために、反自民でまとまる、その思いが社民党の最後の使命なのかもしれない。
個人的な印象としてはこの社民党も、野党としてもう少し強い党勢力を持ち、共産党とともに立憲民主党を監視する勢力になればいいのになぁと感じます。