おはようございます。
 
昨日の私立学校展の続きです。
 
 
1時間半まるまる聞きまわって、資料ももらって、
 
蛍光ペンやら付箋やら記念品をもらって(娘はこっちがうれしかったらしい)回った。
 
あまりまともにメモできずだったので、出てからファミレスに入って覚えている範囲で見直した。
↑お昼はおにぎりだけだったので、ドリンクバーと軽食
 
息子のサッカーの迎えまでもう少し時間があった。
 
私立併願校として有力な高校を2校ほどにしぼれた。
 
併願優遇として、内申は足りなかったが、英検・数検・漢検が加点されたおかげだった。
 
高校によってはそれぞれで1点ずつ合計3点加算してくれるところもあった。
 
大学受験までの道のりが予備校並みのフォローもしてくれるようで
 
「単願で行きたい」と言うくらい惚れ込んだ高校もあった。
 
確かに都立で同じ学力レベルの高校に行っても、施設や受験フォローで私立の方が良い。
 
授業料補助もあって、平均的な収入のある家庭では私立に流れるのは当然。
 
都立も上位の進学指導重点校はフォローが手厚いが、そこからこぼれると私立に負ける。
 
平均以下の都立が3次募集などで苦戦している理由がよく分かった。
 
さらに、都立受験では中学校での成績による内申書の影響が大きい。
特に実技4科目の成績が2倍されるのは痛い。
 
一部の要領の良い生徒ならいいだろうけど、5科目でバリバリ勉強したい人には向かない。
 
内申については別の機会に書こうと思うが、成績のつけ方もおかしな部分がある。
 
日本の教育が「面白くない勉強」と言われるのは受験の厳しさだけじゃないと思う。
 
また、都立は女子だけ合格ラインが高いことは以前書いた通り。
 
 
また、各高校で受けた説明については2通りに分けられたと思う。
 
1つ目は大学受験まで一直線で進むため、受験科目や資格試験のフォローが手厚い。
 
もう1つは、制服さえもなく自由で生徒の自治を認めて、
 
色んな科目(民俗学やら宗教やら)を勉強して、それぞれの道に進むこと。
 
娘に聞いたら、やはり前者の大学受験まで一直線がいいとのこと。
 
私からは
 
「高校に行ったら、今までのような狭い地域の生徒ばかりではなく、色んな生徒が
 
集まってきて多少外れてもお互いのことを認めてくれるから本当の親友ができると思う。
 
中学校までは校則で締め付けられていたけど、高校では個人の責任のもと、
 
ある程度の自由が認められる。敢えて『自由な学校』に行かなくても自由だし、楽しいと思う。
 
それは一昨年まで行けていた文化祭などで分かっていると思う。
 
成績についてもやはり受験で点数が取れるような勉強が評価されるわけで、
 
今のような中学校のルールに乗っ取った勉強が必要なく、もう少し楽しい勉強になると思う。」
 
という話をした。
 
高校受験・高校進学について少し理解が進んだと思う。
 
しかし、説明を受けられなかった高校もある。
 
娘には逆立ちしても届かないレベルの高校だ。
 
水泳部が強くて頭の良い高校の説明を盗み聞きをしていると、
 
指定校推薦枠が生徒数の2~3倍の数、来ているらしい。
 
高校の授業さえしっかりできていれば行きたい大学は選び放題だ。
 
娘も分かっているようだが、残念ながら今の体制では学校の勉強ができる人の方が
 
行きたい高校の選択肢が多いということだ。
 
ということは将来の職業の選択の幅も広がる。
 
それを分かって娘は頑張っている。
 
とにかく私立学校展に行って正解だった。
 
 
今後の予定・模擬試験などを含め、また明日に続きます。