海外調達でよく使う受け渡し条件に、CIFがあります。
通常は海外の会社との取引ですから、輸入のための書類
として、金額の入ったINVOICEが送られてきます。
ある取引で、日本の商社さん経由での海外品の購入を
CIF条件でしておりました。
受け渡し時には当然ながら、現地メーカーからのINVOICE
がついてきますが、その金額は商社と現地メーカーの契約
金額ですから、我々の商社さんへの発注金額より少ない
ため、その差額がばれる訳です。
CIFでは我々が通関を切る訳で、その場合の申告額は、
当然商社マージンが入った金額です。
それ以後、その商社さんは、通関も含めた日本国指定場所
渡し(DAP)、という条件を行ってこられる事となりました。
やはり、日本の会社が入った場合は通関まではしてもらう
のがよろしいかと。
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