『シンクロナイズドモンスター』(『COLOSSAL』)

 

 

●脚本・監督:ナチョ・ビガロンド

●グロリア:アン・ハサウェイ(甲斐田裕子)

●アルバトロス・フィルム(日本配給)

●2017年

●カナダ、スペイン

●約110分

 

DVDで視聴

 

 

【予告編】

 

 

 

【ストーリー】

 

酒に溺れて失敗ばかりのグロリアは、恋人にも愛想をつかされ、同棲していたニューヨークのマンションを追い出されてしまう。失業中の身で行き場もなく、渋々ながらも故郷の田舎町に引き返す。するとそこで幼なじみのオスカーと偶然再会し、彼が営むバーで働かせてもらうグロリア。そんな中、韓国のソウルに突如巨大な怪獣が出現し、世界中が固唾を飲んで見守る衝撃の事態が発生する。ところが、そのニュースを見ていたグロリアは、あるとんでもないことに気づいてしまう。なんとその怪獣が、グロリアと同じ仕草をしていたのだった。驚愕の事実に混乱しながらも、怪獣にいろんなポーズをさせて面白がるグロリアだったが…。

(allcinemaより引用)

 

 

【コラム】


『プリティ・プリンセス』や『プラダを着た悪魔』等、等身大の女性からカッコイイ女性まで演じるアン・ハサウェイさんによる、まさかの怪獣映画! お姫様だったり、新米秘書だったり、素人から成り上がりの女社長、はたまた猫なアンチヒロインと今まで様々なキャラを演じてきたアン・ハサウェイさんが、まさかの怪獣映画に出演! これには、公開発表時に驚かされた。怪獣とは縁も縁もなさそうな著名女優が、怪獣映画! しかも、製作総指揮まで務めているのだから! 演じるグロリアは、アン・ハサウェイと言ったらな役柄(筆者的に)。女性ライター。ただし、それまで演じてきたそのキャラとは違うダメ女=怪獣を熱演。

 

予告編を観ていて、怪獣の出現方法から『ウルトラマン80』における怪獣の出現の仕方と同じかな? と思っていた(『ウルトラマン80』での怪獣の出現の仕方は、人間の恨みや嫉妬等から生まれるマイナスエネルギーを受けて怪獣が現れる)。本編を観て、読みが当たった。CGで描かれた怪獣なのだが。近年海外で、怪獣映画が盛んになってきている中で、日本の怪獣にインスパイアされているのか愛嬌ある顔になっている。元々、日本を舞台にしたかったみたいで・・・『ゴジラ』シリーズでお馴染みの東宝に訴えられそうになったらしく、怪獣の出現地を韓国にされたみたいだ。他にも、日本でロケが出来なかった説もある。

 

「怪獣映画、怪獣映画!」と連呼しているけども。よくある人間ドラマを交えたもの。ただ、怪獣と男女のやり取りが伏線となるのが面白い。観終わったら、スカッとするの間違いなし。怪獣版スカッとジャパン的な(笑)。

 

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