※今日はメンタル的に不安定で荒んでいるため、駄文乱文となりますことをお許しください。
息子たちの夏休みも半分を過ぎました。
毎日毎日、息子たちと一緒にいると、その声、一挙一動が時々どうしようもなく煩く感じられ、息子たちから逃れたくなる時があります。
○飽くこともなく繰り返される息子たちの兄弟喧嘩。
○何でも「ママ、ママ!」と呼びつけらる、「ママ!ママ!」地獄の日々。
○水泳教室の帰りに、暑さと泳ぎ疲れから、自分のプールバッグすら持たず、私に持たせる息子たち。(←甘えるな!と叱りました)
○遊び呆けた後は、お片付けをせず、そのまま放置している息子たち。(←片付けなさい!と雷を落としました)
○くもんや家庭学習で、難しい問題があると、プリントをぐちゃぐちゃにして、鉛筆や筆箱を投げて、私に八つ当たりして、私の腕を叩いたり引っ掻いたりする。
○朝、昼、晩の食事メニューに「今日はコレ食べたくない。違うのを作って!」と文句をつけられる。
そんな毎日の繰り返しに嫌気がさす事があります。
そんな中、夫が
「息子たちは、髪が伸びたね。
ママに切ってもらわないとね」
と言ってきたので、
「最近、私が息子達の髪を切ると、ここが気に入らないだの何だの文句つけられるし、息子たちももう小学生だから床屋さんに連れていってあげたいんだよね」
と私が言うと、
夫が
「家でカット出来るんだから、床屋は不要でしょ。息子達の髪を切るのは、専業主婦のママの仕事だろ」と言ってきまして、、、
その言葉が引き金となり、私はブチ切れてしまいました。
何だか、もうイライラが爆発してしまった。。。
そんな荒んだ気持ちでしたが、、、
実は今日、素敵な拾い物をしました✨
今日、息子たちの水泳教室の帰りに、駅のロータリーのタイル張りの歩道で、何とタマムシを見つけました。
虹のように光り輝く、とても綺麗なヤマトタマムシです。
ヤマトタマムシは森林伐採などにより、近年はその数が激減していて、なかなかお目にかかれない貴重な虫です。
http://www.forest-akita.jp/data/konchu/65tamamusi/tamamusi.html
歩道に這いつくばっていたので、最初は死骸かな?と思ったのですが、手で拾い上げてみると、しっかり生きている!
ちょうど次男が夏休みの自由研究で虫の研究をしているので、次男が「ママ、家に持って帰って!」とせがんできまして、、、次男の希望にこたえて、タマムシを私の手の平に乗せて家路を急ぎました。
私の手の平にいるタマムシは、大人しくて、、、弱ってるのかなぁ、、、と気がかりで、次男に「虫は寿命が短いし、この子は弱ってるかもしれないから、放してあげようよ」と提案したのですが、
次男は「持ってかえるの!」の一点張り。
私は「どうしようかな、、、」と迷いながら、帰り道を歩きました。
手の平を広げて、タマムシが自由に動ける状で。。。
すると、、、
広い庭に大きな柿の木やコブシの木があるお宅が近くに見えるところまで来た頃、突然タマムシが羽を開いて
「ブーン!」と勢いよく空高く、木に向かって飛び立っていったのです。
私は一瞬「あっ!」と思い、小さく声を漏らしてしまいました。
息子たちが
「ママ、どうしたの」と尋ねてきたので、
「あのね、タマムシ、あの木をめがけて飛んでいっちゃったの」と答えました。
息子たちは
「え〜何で?」
と残念がりましたが、私は
「タマムシは、自分の好きなところに行きたかったんだよ。無理に家に連れて帰って、窮屈な虫かごに入れたら、きっとすぐに死んじゃったと思う。そんなの嫌だよね?タマムシは自由になれて、これで良かったんだよ」
と、言いました。
息子たちも、納得してくれました。
調べたところでは、タマムシは3年ほど幼虫時代を過ごしたあと成虫になり、成虫になってからは僅かひと月ほどしか生きられないそうです。
そんな短い寿命であれば、今回、家に連れて帰らず、自由に飛び立たせてあげられたのは、正解でした!
あのタマムシは、明日も元気に空を飛ぶのかな?
自由に飛び立ったタマムシに、様々な思いを馳せた双子母でした。