子育てってつらいだけじゃないけどね。

 

この前スーパーで見かけた若いお母さん。

おそらく未就学児の男の子を2人つれてお買い物中でした。

 

子どもって本当に個性いろいろで

それによって育てやすかったり育てにくかったりするものですが

(私いちおう4人の母ですにっこり

まあ、子連れでのお買い物はなかなかに大変です。

あれこれ触ったり、目を離すといなくなったり、

あれが欲しいこれ買ってとうるさいし…。

 

その男の子たちがどんな子どもなのかまではわかりませんが

子どもたちの手を引きながら、若いおかあさんが悲鳴のように

叫んでいた言葉が忘れられません。

 

『この国はねえ、お金のない人は

生きていけない国になっちゃったんだから!!』

 

会話の前後がわからないので、どういう流れで

その言葉が出たのかはわかりません。

たぶん、子どもに何か買ってとせがまれたんでしょうね~驚き

 

いや、本当は買ってあげたいですよね。

だけど節約はしなくちゃならないし

買ってやれない悔しさもあるし

それがあの叫びにつながったんでしょうね。

 

そんな大変な子育て世帯を支援しつつ

少子化をなんとかしようと政治家の方々は

今さらああでもないこうでもないと議論されているようですが……。

 

 

児童手当の所得制限撤廃って?

子どもの年齢や人数によって金額は違いますが

たいていの子育て世帯がもらっている児童手当。

 

子育てをしていることに変わりはないのに

収入の多い世帯は、児童手当を受け取れません。

 

それを不平等だととらえ、制限をなくすということなら

意味はあるのでしょう。

 

でも、よく考えてください。

年収が一千万円前後もある世帯の人が

月に一回たった一万円ほどもらったところで

本当に家計が潤いますか??

 

うちが貧乏だからそう思うんでしょ、と思うのはちょっと待ってください魂が抜ける

 

確かにわが家は児童手当を受け取っている

一般的なはてなマーク世帯ですが

 

私は再婚して今の家庭を持ちました。

 

前の夫は銀行員で、1000万円超えとはいかないものの

かなり高収入でした。

当時、私立の幼稚園に子どもたちを通わせていましたが

ほとんどの世帯がもらっていた補助金を

うちは所得制限でもらえませんでした。

 

それでも生活に困るという感覚はなく

子どもも3人産みましたが、子育て費用に苦しみこともありませんでした。

 

ただ、今も生活費に苦しんでいる感覚はありません。

 

年収で言えば、前の夫と今の夫の差は

ほぼ半分。

 

それでも生活に苦しまないのは、お金の使い方を

分相応にしているからです。

 

例えば、子どもの服立ち上がる

 

上の子どもたちのときは家計に不安がないのをいいことに

一枚4千円くらいのTシャツをお揃いで

3人に買って着せたりしていました。

 

でも今育てている4人目の娘は

ほぼ西松屋の服で育っています。

 

一万円あっても、5千円の服を二枚買うのか

500円の服を20枚買うのか、は人それぞれです。

 

私が言いたいのは、

毎年服のサイズが変わってしまうような子どもに

数千円のTシャツを買っている世帯に

毎月1万5千円あげるからもう一人産んで、

といったところでなんの説得力があるのか?

ってことなんですネガティブ

 

そして、その財源も気になるところです。

 

私は前の夫と別れた後、子どもの親権を経済力のある向こうに渡して

ひとりで生活していました。

 

それまで扶養内でパートしかしていなかったので、

結婚後、久しぶりに正社員で働くことになりました。

 

子どもの親権を渡してしまったので、私は単身者。

母子の手当てや児童手当などはありません。

 

介護の仕事で夜勤もやって頑張りましたが

手取り額が月20万を超えることはありませんでした。

 

そして、身体を壊したことをきっかけに

保育園給食の調理員に転職しました。

 

月の給料は15万までに下がりました。

 

それでも社会保険料の金額って変わらないんですよ泣泣泣

 

 

そこから普通に約3万円引かれました。

 

 

12万の賃貸を借りるって意味じゃないですよ?念のため凝視

生活のすべてを12万でまかなうってことです。

 

通勤のために軽自動車をローン組んで所有していたのも

すごくきつかったですね💦

 

政治家の皆様

少子化対策も高齢者対策も大事なことですが

 

収入の少ない単身者をますます困窮させるような政策は

やめていただきたいと思います無気力