とんでもない回答書
書類の不備で、家の着工が半年から一年は遅れると聞かされて
詳しい説明を受けることになりました。
先に聞いた情報では、売主さんや住宅メーカーさんの
落ち度ではないとのこと。
じゃあ、誰がミスしたのか?
住宅メーカーさんから受けた説明は以下の通りです。
・売主さんが隣接するご近所さんたちに、境界を立会いで確認してもらった際に、それぞれ書類にサインをもらっていた。それは専門家に依頼して行っている。
・ところが最終的に確認するとその中の一軒の方が自分は立ち会った覚えがないと言われる。サインもしていないと。
・可能性はふたつ。ご近所さんがサインしたのにしていないと噓をついているか、書類が偽造されているか。
・住宅メーカーさんの憶測ではご近所さんが噓をつくメリットはないので、書類のほうが偽造されたのではないか。
境界の立会いを行う国家資格を持つ方、と言われたので
おそらく土地家屋調査士だったと思うのですが
(いろいろ混乱して記憶があいまい)
そんな人が文書の偽造⁉
と思ったら、さらに説明がありました。
住宅メーカーの方がその土地家屋調査士に
真相を確認するべく回答書を求めたら
送られてきたのは、こんな内容の文書
・忙しいのでアルバイトを雇っていた。そのアルバイトがこの件の立会いを行なった。
・事実を確認しようとしたが、そのアルバイトは電話も携帯も持っておらず連絡がとれなかった。
・アルバイトの自宅として書かれた住所の場所を訪問してみたが、そこには該当する建物らしきものがなかった。
・その後、身元の分からない行き倒れの人物がいるが、そちらの関係者ではないかと連絡があった。
どうやらその死亡した人物がそのアルバイトだったらしい。
・当人が死亡してしまっているので、真相を解明するのは難しい。
なんですかね?これ?
こんな内容のものを送ってきて
説明を済ませたと本気で思ってるんですかね?
そもそも、アルバイトにやらせたの?
それも電話も持ってない身元もはっきりしないような?
しかも行き倒れて亡くなったようだから
真実を確かめようがない?
サインを勝手に書かれた(かもしれない)隣人は
立会いはする気はないそうで
手続きはそちらで進めて構わないと言われるものの
そうなると半年から一年くらい時間がかかるそうです。
売主さんも困るだろうし
メーカーさんもお客の信用を失います。
仲介業者さんも私たちが解約するので
今までの働きが無になります。
そして何より、あとは家の完成を待つだけだった
私たちはどうすればいい?
こんなあり得ない回答書は信じられません。
私たちもメーカーさんも、アルバイトの存在自体を疑ってます。
おそらく資格は剝奪されるだろうとのことですが
当然です。