かなり久し振りの投稿です・・・
ラジオのインタビュー番組をきっかけに、ジャーナリスト「堤未果」さんの本をたて続けに読みました。
中学から高校にかけての思春期をアメリカで過ごし、娘をわざわざアメリカで出産し、いまだに両親が住む国であり、自分にとって「第二の故郷」とさえ思っていた国が、こんな酷い状況になっていたことを始めて知りました:
● 日本の政治と金の問題とはレベルが違う!?
政・官・民の根深い癒着構造
・大企業からの多額の政治献金
・業界団体からの選挙資金支援
・活発なロビー活動による法案操作
「小さな政府」信仰のもと社会福祉・教育・戦争を民営化して、企業の力を強大化
● 新自由主義と言う大義名分のもとの弱肉強食社会の確立
一部の巨大企業が空前の成長を続けるなか、敗者は総貧困化
アメリカンドリームをつかんで成功するスーパーリッチが強大な権力を握ることで「富める者は更に富み」そうでない者は貧困化の罠に陥るのか。
住宅ローンの破綻・高額な医療費による破産・高金利学資ローンによる若年層の破産によって、中流階層が根こそぎ貧困層に・・
※盲腸の日帰り手術が240万円 vs 日本なら入院費込みで30万円未満で自己負担額は8万円
長期的視野を持つことが許されない「当期の結果」至上主義が招いた愚かな結末なのか、恐ろしく周到に計画された米国国民愚民化・貧困化に向けた統制戦略なのか・・
(一握りのスーパーリッチと利権団体による貧困国民の搾取と命の使い捨てが堂々とまかり通る戦争ビジネス大国アメリカ。大メディアが書けない現実を取材で白日のもとにあぶり出したルポルタージュです)
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↑ 下の1冊目の要点をマンガにしたもので、とてもリアリティのある画風でわかりやすく描かれた導入編!
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↑ おまけにもう一冊堤さんの著書を紹介
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