未就学児の娘が明日、フィギュアスケートの検定で初級を受けます。
※結果はコメントに投稿済※
生来動くことが大好きで、母親の胎内ではおなかを内側から蹴りまくり、チワワ並みの1750kgで生まれてすぐに保育器内でも暴れて看護婦さんに「この子はモンスターよ」と言われていました。
そんな娘はピアノのように座ったままのお稽古ごとには興味を示すことなく、幼稚園の年少からバレエを習い始め、年中からはディズニーシーの「ナットクラッカー」のショーでスケートを履いてクルクル踊るミニーマウスに触発されてフィギュアスケートを始めました。ちょうど荒川静香さんがオリンピックで金メダルを獲得し、スケートブームが始まった頃でした。
週に一度のお教室から始めて、しばらくすると最初の月のお教室を担当していただいたことが縁でフィギュアスケートの世界でも有名な先生の個人レッスンを受けることになりました。とにかく滑ることが大好きだった娘はお教室が終わったあとも閉館まで滑ることが多かったのですが、技術レベルは後から始めた幼稚園児に抜かれることがしばしばでした・・・
だんだん目に余るほどにレベルの差がついてきたことにイライラしてきた母親は個人レッスンの回数を増やし、週1回が2回、3回と増え、今では週に4回はスケートをするまでになっていました。ちなみにレッスン料は30分でも数千円でスケート靴は数万円します。今でも続けているクラシックバレエは週に2回でも月謝が9500円なので、バレエと比べても破格の高さです。
バッジテストで初級に受かるとスケートクラブの会員になることが可能ですが、現実は希望者が多くてウエイティングリストで待ちの状態です。昨今のジャパン女子フィギュアスケート勢の活躍で真央ちゃんを目指す女の子は増える一方なので、対策として今年の7月からはバッジテストの合格基準が厳しくなるとか・・・
しかも、大会に参加する際にも衣装代で数万円、先生の同行費用などの出費は凄いようです。大会で海外遠征などすれば、先生の分だけでも数十万円の出費となります。実際足を踏み入れてわかったことですが、本当にお金がかかる習い事なんです。
そんな親の悩みなど知るよしもない娘は、明日の検定試験で「ひとりで滑って大勢の注目を集める」ということをとても楽しみにし、興奮して家で大騒ぎをした末に頭を机にぶつけておでこに傷をつくって床に就きました・・・試合前日というのに、とほほほほ。