最高に嬉しい出来事があった仕事納めの日・・・の巻♩♬*゜ | HAPPY☆MIKAZUKI ~すもも姫のひとりごと~

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単なるアタシのひとりごと(=^・・^=)です。

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ちょこっとしたこと

アップしていきます。

今日は仕事納め。

そんな日の嬉しい出来事。

ちょっと長文ですが、すみません💧

めんどくさい方はパスしてくださいね。

発達障がいを持った

うちのクラスの19歳の青年が

冬休みなのに

就活がうまくできなくて

午前中に登校してきました・・・。

彼はコミュニケーションをとることが

とっても苦手^^;

そんな彼が昼休みにやって来て


【訓練生】

『あ、美加先生。

 アーモンドチョコおひとつどーぞ』


【私】

『(*´-ω・)えっ? 私に?』


【訓練生】

「さっき、お菓子を買ってきました。

 最初はあげるつもりは

 まったくなかったんですけどねー。

 だって、

 僕が買ったお菓子あげたら

 僕のお菓子が減るから

 損をしてしまう。

 弟や家族にもあげたことも

 1度もありません。」


【私】

「私食べたら減っちゃうよ。

 人生初のプレゼント。

 あたしでいいの?」


【訓練生】

「あ。どーぞ。」


その気持ちが

すごーく嬉しくて

1粒いただきました。


【訓練生】

「あ。言ったらまずいですかねー」


【私】

「なにを?悪いことだったら

 あとで教えてあげるから

 話してみー」


【訓練生】

「僕は、冬休みに登校させられて

 イヤな日になり、どーせなら

 とことんイヤな日にしてやろー

 なんて思ったんです。

 でも・・・
 
 僕に頑張った時に

 先生たちがお菓子をくれたりしたから・・・

 お菓子あげたら

 お菓子が減るから

 とことんイヤな日になるかなって。

 先生は『ありがとう』って

 言ってくれるのは

 想像できたんですけど・・・

 まさか、泣いちゃうとは

 思いませんでしたねー。」


【私】

「ごめんね。

 でも実際、先生にあげてみて

 イヤな日になっちゃった?

 悲しい?どぅ?」


【訓練生】

「あ、嬉しかったです。」

人にお菓子をあげるってことは

彼にとって損をしてしまうってことしか

今まで持っていなかったようですが、

そうではないことに

気づいてくれたようです。

そのあとも、

教室に戻ってくる先生たちや

彼と同じように

登校してきている仲間にも

「おひとつどーぞ。」って・・・

とても嬉しそうな表情をしていました。

彼はコツコツ真面目な青年だけども

発達障がいの特性もあり

就活も大変です。

でも、彼の中に

新しいハートが生まれたことが

とーっても

とーっても

嬉しくて

胸いっぱいで

たまりませんでした。