小3自閉症スペクトラム男児C君
特別支援学級に通級しています。
支援員の私とは、
絶対的に関わりたくないオーラが
放たれているので
私からは、いつもさらっとした声かけを
心がけています
先生の話をしっかり聞いて
決められたことをしっかりこなしたい
真面目に頑張るタイプ。
自学ノートもどんどん進みます。
休み時間はいつも元気に
クラスの仲間と元気に遊んでいます
でも、思い通りにいかないと
急に切れて暴れることも度々。
ひとクラスしかないので、
3年生となると、
クラスのみんなはそんなCくんのことを
理解してくれていて、
気遣ったり、励ましたり、
時にはそっとしておいたり。
C君への接し方を学んでいる様にも見えます。
そんなある日、
C君は突然クラスの男子S君の顔をパンチ
先生から問われると、『うるさかったから』
S君も特別支援学級に通っている
自閉傾向のある恐竜好きな男の子
C君はやっちまった〜
って気持ちを隠しながらも
みんなと離れたところでしょんぼり💦
そこへ私がおそるおそる近づく。
み: S君、うるさくしてなかったみたいだよ〜
C: ……
み: もしかしてS君に嫌な気持ちあるのかな?
C: うなづく
み:嫌なことされたの?
C: 首を振る
み: あ、もしかして、S君だけには負けたくないと思ってるの?
C: うなづく
み: そっかあ。わかったよ
でも、パンチはダメだったね
C: ちょっとうなづく
み:悪いと思ってるの?
C: 大きくうなづく
み: じゃあ、謝れる?
C: 絶対ムリ‼️
み: 悪いと思ってるなら、
急にパンチされたS君の気持ちわかるかな❓
C: 大きく首を振る
絶対許して貰えない!
み: 許して欲しかったら謝るのが1番だよ
C: 絶対ヤダ‼️
み: そっかーそんなに謝るの嫌なんだね!
C君の気持ち理解はした。
でも、パンチはもうやらないよね!
C: うん!
と、まあ、半ば
謝れないことを容認した様な
結果になったけど、
初めてC君と、心の交流が出来たような
気持ちなりました。
そして、次の日、
なんと、なんなく謝れたのでした
謝れた後に、今の気分は?ときくと、
メッチャいい〜
とニコニコ顔で答えてくれました
嫌だと思っていたけど
謝ったことで、気持ちが楽になった事
学んでくれてるといいです