皆さんこんにちは
ブログからちょっと遠ざかっている間に
あっという間に、もう3月🌸
1年間の総まとめの時期ですね
ということで
今日は小学校支援員の私が
関わって来た
小学2年生の
自閉症スペクトラムの男の子について
振り返りたいと思います
その子のと接していて
難しいと感じたことは、
指示どおり動くこと
状況判断すること
集団活動
1日のルーティーン
(教室移動、体育の準備、給食の準備、片付け)
を自分でやること
時間通りに動くこと
その他ありますが、
わたしが工夫したことは、
1『 その子の空想の世界に入らせてもらう』
ワンピースが大好きで
ワンピースのお話がやめられない
ただ、
『お話はダメです』
と言ってもうまくいかないので
朝1番でワンピースのお話を一緒にして
(私が毎日ワンピースのキャラを
1つづつ覚えてくる)
楽しい時を一緒に過ごしてから
『はいっ!今から先生のお話きくよ!』
と促す。
すると、だいたい聞いてくれます
2.見通しを持たせて判断させる
なかなか作業が進まない時
『これ終わったら皆で外で活動するから
今やらないと、皆と一緒にお外行けないけど
どうする』
と言うと、ほぼ毎回
『やります』
と動き出します
3.動く為の合言葉や動作を使う
冬の間は特に、
朝、登校しても
ボ〜っとしてたり、
机に伏せたりして
名前を呼んでも全然思考が回らない
そんな時、
『身体が動かないのね〜
じゃあ、ネジ巻きしよう〜』
と、背中にあると仮定したネジをグリグリ回すと
必ずニコッと笑って
『おはよう〜 起きたよ』
と言って、シャキッとなります
算数の問題でつまづいた時なんか、
自分で、ネジ巻こう〜と言って
自分で背中にをグリグリさすって
解けてたりもしました
そして
意外と本番に強いと気付きました
音楽の楽器のテスト
縄跳び大会
6年生を送る会のリズム合奏
避難訓練
は、何とか皆と一緒にできました
毎回、すごい〜
って感動します
絶対やらなくちゃ
とか
やらなきゃヤバいことになるぞ
って脳に指令が届くと
何とか動けるみたいです
そして、基本的に
とても素直で
こちらからの働きかけに
素直に反応してくれるので
楽しく一緒に過ごせました
いろんな意味で
いろんな気付きをくれた
その男の子に
感謝の気持ちでいっぱいです