ボルケーノ NOW!! | ハワイ島 写真撮影 写真教室「三日月カメラ」「三日月写真教室」

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もうご存知の方も多いかと思いますが、今、ハワイ島・ボルケーノ国立公園の中にある「ハレマウマウ火口」が、文字通り「ホット」なスポットになっています。

2008年の噴火以来、そこに抱くマグマのレベルが最高値を記録しました。

ハワイ時間27日現在、ジャガー・ミュージアムの展望台からもその「天井」が見えるほど、プックリとマグマ溜まりが盛り上がっています。


そこで、いつもは私くらいしかいない夜の国立公園は一転、いまハワイ島でいちばん熱いスポットになってしまいました。
夜の公園内で(昼間でも)交通渋滞が起きるほど。
公園側が「ラッシュ時間を避けて来るように(夜9時以降)」とアナウンスするほどの、ちょっとした社会現象になってしまっています。


かくいう私も意気揚々、ボルケーノに連夜通っております。

私が知っているいつもの「ハレマウマウ火口」とは違う景色に、ただただ、見惚れ、魅入られ、気づけば今夜も「午前様」。
でも、いいんです。
これがハワイ島の「夜遊び」ですから。

昨夜は、私の隣りで写真を撮っていた、スイスから観光に来たという方が何度も何度もこう言っていました。

「これはまさに【一生に一度】(Once in a lifetime)の出来事。このタイミングでハワイ島に来ることができてほんとうにラッキーでした」。


多くの人にとっては【一生に一度】の光景を、私はこんなふうに毎晩見ることができることに、心から感謝。
そしてきっと、私にできることは、この島のこんなにすごい景色を、写真で伝えていくことなのだろうな…と思っています。


ただ、ボルケーノの麓に住む人間としては、この現象はそこまで呑気なものでもなく…。

昨年秋からのプナ&パホア地区の溶岩流騒動。

この溶岩流の源流は「プウオオ・クレーター」なのですが、もちろん、「ハレマウマウ」とは無関係ではありません。

ハレマウマウにマグマが溜まり、ボコッ!と沈んだ数日後、溶岩はプウオオ・クレーターから流れ出し、それがこちらの方へと流れてきていました。

溜まった溶岩が流れ切ってしまうと溶岩流は止まり、またハレマウマウに溶岩が溜まり、それがまたボコッ!と沈み…と、こうした循環で、溶岩流が起きていました。

…と、言うことは。。。???


そうなんです。

今ハレマウマウに溜まった溶岩がまた地下へと流れだしたら、今度はもっとたくさんの溶岩流が始まる可能性があるのです。


でも、この辺りの住人はそんなことでは動じません。
こないだだって、大騒ぎして無責任なことを言っていたのは、外部の人たちばかり。

ペレ様の思うがままで、いいんです。

だって、私たちはここに「住まわせてもらっている」立場の人間だから。



ハレマウマウだけではなく、ここのところ、世界中の火山が一斉に活動を始めましたね。

地球の奥底で「なにか」が起こっていることは間違いないようです。




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