部分月食 | ハワイ島 写真撮影 写真教室「三日月カメラ」「三日月写真教室」

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昨夜の「部分月食」。ご覧になりましたか?

ここハワイでも最大3分の1が欠ける部分月食を観測することができました。

残念ながら、私がカメラを設置していた場所では最大月食の時刻にはお月様は厚い雲の向こう。
それでも、しばらくしたら嘘のように晴れて、なんとか「月食」を撮影することができました。

今日は少し「写真教室」らしいお話をしようと思います。

上の写真は、きわめてオーソドックスな「月の写真」。
月だけをフレームに入れて、月のクレーターまで見えるように【露出】を【暗め】に設定しています。



そしてこれは、月の周りに虹色に光る「月暈(つきかさ)」を入れたかったので、少し【広め】にフレーミングして【露出】を【明るめ】にしたもの。

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月の明るい部分が【飛んで】しまっています。




上の写真をさらに【明るく】したのが、この写真。

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少し【飛び過ぎ】かな…とも思いましたが、結果、「月食」=「地球の影が月に映る」ことだと考えると、いちばん「影」らしい雰囲気のある写真になりました。




そして、以上3枚の「いちばんいいところ」をうまく見つけて、今回の月食の私のいちばんのお気に入りショットがこちら。

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月のクレーターも、月暈も、曇っていたミスティな夜の様子も、この1枚で表現できました。


同じものを撮影する際に、設定を変えるだけでこれだけいろいろな撮り方があります。

上記【】内の言葉は、いわゆる【写真の専門用語】です。
写真を知っている人なら誰でも理解できる表現ですが、いかがでしょう?

「なんとなくわかる」だけでなく、それをきちんと誰かに「説明」することができますか?
カメラをどう操作すれば【明るく】したり【暗く】することができますか?
また、そうするためには何通りの方法がありますか?
それぞれの方法のメリット、デメリットは?


これは、写真を撮る段階では「基本中の基本」です。

何事も「基本」がいちばん大切です。
写真も、英会話も、料理も、車の運転も、なんだって「基本」さえしっかりしていれば後々の応用がほんとうに豊かなものになります。

三日月写真教室」では「基本」から写真とカメラについて学ぶことができます。
カメラを持ってはいるけれど、使い方がわからない…という初心者の方から、もっともっといい写真が撮りたい!と思っているベテランの方まで満足していただける講座内容です。

三日月写真教室」の詳しいスケジュールとお問い合わせはこちらからご確認ください。


ハワイ島でお会いできる日を楽しみにしています。