春から秋のその道程は、われら「猫好きバビロン」にとって、猫を求めての小さな冒険の旅路となる…なーんて、あはは、・・・「事実です」(^∇^;)。
「来るとき、猫を見かけた」
「いつもこの辺に猫がいる」
「あのお宅の庭に長毛種が良く寝てる」
「あの神社は集会所らしい。猫だまりができている」
そんな理由で、帰り路を歩く先頭集団は刻々とルートを変える。変えないまでも、「いつものルート」は猫目撃情報が多い道^^;。
猫は路地裏が好きなのか、「一人で帰るときは明るい人通りの多い道を行くんだぞ!」とオトウサンのように口うるさい櫻木くんも、みんながぞろぞろと一緒のときは、黙ってその「猫との出会い待ちルート」についてくる。
今夜も「気さくな長毛種ルート」(ああ、なんてトキメク名前!ww)で、駅までのほんの四半時、春宵の小さな散策旅行♪。
今日の稽古についての会話の合間に、「ああ、もう花水木が小っちゃくさいてるねえ」「ここの白モクレンは長持ちだねぇ」「垣根の蔓薔薇のつぼみがもう良い薫りを放ってるなぁ」なんて個々の発見を楽しみながらの路地道さんぽ。そして・・・期待通りの、「たぬねこ」発見!
↓本人ではないですが、こんなコです↓
種類はヒマラヤンですが、この写真みたいにキリリとしたコではなくて、真ん丸に太って(つん、とつついたらどこまでも転がりそうな完璧な丸さ…【櫻木・談】)、毛ももっと長めで、耳の先から顔全体が真っ黒の、愛嬌のある垂れ目のタヌキ顔さん(^^)。それがホントーに気さくに出歩いている(^^;)。このお宅からは時々他の種類の長毛種も出てくるので、もっふもふと触れ合える貴重なルートとなっていまして^^。
猫は雑種が一番、という意見の方が多い三日月なのですが(まあ、猫の種類に限らず、もっというと猫に限らず、もふもふなイキモノなんでも好きって人たちが大多数なのですが)、ここんちの子の行動と愛嬌の「庶民さ加減」には、みんな「でれでれ♪^o^」とやられてしまっています。綺麗な毛を気にもせず、そこらじゅうでコロコロ転がって土まみれで寛いでいて^^;。
まずそーっと触りに行こうとするチャレンジャーは夢さん。
その様子を見てから判断して、猫のゴキゲン次第だが「行ければ行く」のが柊さん。
ナデナデが好きな子だ、と判明してから行くのが雪乃さん。ちゃけさんと櫻木くんもここかな?
自分からは動かないが、撫で繰り回す他の人を遂にうっとおしがって逃げた猫^^;がなぜかいつも足元に納まってきて「なんだお前?」なんて声掛けてるのがファル(木原)さん。
人懐っこいコはこんな感じで、順番にみんなを毛だらけにして去っていきます^^。
ああ、善き夜だった…と満足げな櫻木君たち。
ありがとう「たぬ猫」さん。稽古後の一杯よりも確実に満たされた顔で残りの桜がちらほら舞い散る桜並木を歩いて行く皆を見ながら、制作部も皆さんのために、より良い猫待ちルートの開拓を誓うのデシタ☆ヾ(^∇^;)ノ (←本音は自分のため♪)
上の画像はタタキバ(大道具工房)のアイドル猫「スイカちゃん」♪。
子猫の頃から写真のように大道具の上(ここでは作りかけのちいさい木馬の足の間^^)や現場の箱の中に入り込むのが大好きで、「…おまえ、搬入しちゃうぞ?」(小屋に運ばれちゃうぞの意)と、せっせと抱き上げては遠くにリリースするファルさんの後をトコトコ追いかけては戻ってきては、また大道具の上を占拠して皆を見てる、別名「現場監督」。
ファルさんと「小っちゃい名コンビ」と言われていたスイカちゃんでしたが、名前の通りいまでは「たぬ猫」さん負けないほどに大きく成りました(笑)。
その証拠最新画像は、タタキバで近日誰かが撮ってきてくださることでしょう♪
制作HTこと竹ノ内ヒナセでした☆
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三日月バビロン † STATION No.16
『 アルカディアの夏 -日付の無い部屋- 』
2015年5月29日(金)~31日(日)於・ザムザ阿佐谷
公演詳細とご予約は、上記劇団名(公式HP)、もしくはご予約も簡単♪なこりっちの情報頁(公演タイトル)をクリックしてください。
どうぞお誘いあわせの上、もしくは、心に大事な誰かをお連れになって…
皆様のご来場を心からお待ちいたしております!!

