インターネット上に溢れる情報の中で、法律に抵触するものや犯罪に結びつくものを監視し、調査するサイバー・パトロール会社「クマー」。
大学一年生の三島孝太郎は、先輩の真岐に誘われ、五カ月前からアルバイトを始めたが、ある日、全国で起きる不可解な殺人事件の監視チームに入るよう命じられる。
その矢先、同僚の大学生が行方不明になり……。
〈言葉〉と〈物語〉の根源を問う、圧倒的大作長編。
宮部みゆきさんの作品は大好きで読んでいるのですがこれは読み終わるまで時間がかかりました。
あらすじにあるようにここでは言葉と物語が重要になってきます。
三島孝太郎はあるものと関わってから不思議な力が備わります。
それは今後に彼の人生を左右されるものだけどその時はそれが分からず突っ走ってしまう。
彼の周りで起きたことは彼を変えるきっかけになったけど
選んだのは彼自身。
それがどうなるのか見届けていく物語。
彼が選ばれた理由。
それを知る物語。
最後は・・・
少し難しい部分がありました。
今まで読んだ宮部みゆきさんの作品の中ではちょっと楽しいまでは行かなかったです。
好き嫌いが分かれる作品だと思いました。
*画像とあらすじはお借りしました。