『娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために』
そう言い続けた男は何故自ら零戦に乗り命を落としたのか。
終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。
天才だが臆病者。
想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくる。
記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは…




もう 読み終わってから暇さえあれば、この本の事を考えてる。

原作も映画も泣けると聞いていたけど構えずに読んだ
ラストに近くなると自然と泣けてきて今日は瞼が腫れています(>_<。)

熱いのでスルーしてくださいm(_ _)m

フィクションだけど、時代考証や参考文献があるので戦場での出来事や作戦はノンフィクションでしょう。


何の為に第二次世界大戦を行ったのだろう。
真珠湾攻撃の時から卑怯な国とレッテルを貼られてしまったままと言う最悪な事態。

上の人間は現場を分からず命を粗末にする。
どれだけの人間を殺したのか。
作戦の愚かさに悲しさと怒りが込み上げる。

一番納得が行かないのが神風特攻隊がテロだと言われている事。
本心から行きたいと願った人はあまりいなかったのにテロと同じ扱いを受ける事に抵抗を感じる。


桜花という物を恥ずかしくもこの本で知りました。
なんと残虐な事を考えたんだろう。
人間爆弾…


まだまだ あるんだけど頭の中がごちゃごちゃになって 気持ちが高ぶって来ちゃう…
昨日の今日だから余計にそうなのかもね。

私はこの主人公 宮部久三がとても好きになった。
優しすぎるけど強い人だ。
彼が最後に見たのは何だったのかは原作か映画で確認して欲しいなぁ…



ここまで読んでくださった方がいたら変な内容ですみませんf^_^;
それからありがとうございますm(_ _)m